大好きなおかあさん。でも、どうぶつたちにもおかあさんっているのかなあ？

これは、子どもの素朴な疑問からはじまる絵本です。

タイトルにもなっている、

　カンガルーの子どもにも　かあさんいるの？

という問いには、こんな答えが待っています。

　ええ、もちろん
　カンガルーの子どもにも　かあさんはいるわ。
　あなたと　おなじよ。

そして、ライオン、キリン、ペンギン、はくちょう、きつねなどなど……たくさんの親子のなかよく寄りそうすがたが「ええ、もちろん／かあさんはいるわ」ということばとともに登場します。

ほかのたくさんの動物たちにも、自分とおなじように大好きなおかあさんがいることを知り、子どもたちはきっと大いに満足し、安心することでしょう！

さいごは、こんなふうに締めくくられます。

　ふーん。それで　どうぶつのかあさんって　子どもが　すきなの？

　ええ ええ、もちろん！　すごーく　すごく
　子どもがすきなの。（中略）あなたのおかあさんが　あなたをかわいがるのと　そっくりおんなじよ。

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