302 |
ちょっと安心 |
|
上橋菜穂子(作者) |
2006/12/20 09:10 |
 |
おはようございます。出勤せにゃあかんときに、ちらっと飛び入り。 バルサとタンダの描写、わかる世代には伝わって、まだちょいと早い世代にはスルーされていたと知って、ちょっと安心しました(^^; この物語は小学校2年生から80歳代の方まで読んでくださっていますので、この種の表現が、とても難しいです。わかる人には伝わって欲しい。でも、まだ、ちょっと早い方々には、やがて、「あ……そうだったのか!」と気づく時が来るってのも良いものでしょうから、多くを書かないことでの表現を心がけています。『神の守り人』で、口のはたに口づけされても、タンダが顔を赤らめもしなかったというシーンの意味などは、まず、ほとんどの人は気づかないでしょうが、察しのよい方は気づいておられますし、midoriさんのように、直接のキスでないから……と思われる読者さんの存在は、また、とってもうれしかったりします(^^) 読書ってそういうものだし、それでいいんだと思います。 えまのさん、のぶさん、midoriさん、なよさん、ありがと! |
|