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241 飛び入りアゲイン
上橋菜穂子(作者) 2006/12/13 19:38
ご心配をおかけしましたが、風邪ひきのまま、飛び入りいたします。
とはいえ、やはり、正直なところ体調は最悪でありまして、ぽつぽつと、ご質問にお応えしようと思っております。お許しください。
それから、本当に申しわけありませんが、ご質問は、お一人につき、ひとつということで、お願いしますね。
いおさん、いくつものイベントに来ていただき、どうもありがとうございました。衣装や地図ですが、衣装については、ざっとお話をするだけです(いくつか、イメージ・ボードを見せたことはあります)が、地図に関しては、私がラフを描きます。それを、絵描きさんたちが、見事に地図にしてくださるのです。その過程で、気になった点などを指摘してもらうこともあります。ちゃんと話し合って進めていますよ。

242 またまた現れました!!
ひがん 2006/12/13 21:56
こんな夜遅くにきていいのかな・・・。
先生!!質問です。
先生はいろいろな作品(守り人に限らず、弧笛のかなたなども)を産み出されていますね。
つくっている時、自分の思っていたことと違うことをするキャラがいたら先生はどうしますか?
上のようなことで悩んでて・・・・・・・。
もしよかったらアドバイスをください。
明日また来ます!!!!

243 ご質問の件
上橋菜穂子(作者) 2006/12/13 22:04
ひがんさん、ご質問ありがとうございます。自分が生み出しているはずの物語の登場人物が、自分が思っていたことと違うことをするようになってしまうというのは、よくあることです。私は、無理にもとの物語の形に戻そうとせず、物語が行きたがっている方向を見定める努力をします。そうやって熟考するうちに、見えてきた道を行くのが、結局は一番自然に物語が成長していくような気がしますね。

244 ニュータイプの記事
上橋菜穂子(作者) 2006/12/13 22:34
ウェブ版の『ニュータイプ』で、先日行われたNHKふれあいホールでのイベントの記事が載っています。アドレスは以下の通りです。(http://pc.webnt.jp/hotnews/news137.html)
行きたかったけど、行かれなかった、という方がおられたような気がしたので、この記事で、少しだけでも雰囲気が伝わればと思ってお知らせしますね。

245 お初です^^
炎夏(はな) 2006/12/13 22:40
こちらの掲示板では初めてです^^炎夏と言います!よろしくお願いしますvv
上橋先生、風邪は大丈夫ですか?この冬は風邪キンが結構猛威をふるっていると言うことなので・・・。私の妹もつい先日までひいていました。先生の風邪が早く治りますように!

246 お返事をありがとうございました。
いお 2006/12/13 23:58
上橋先生、お風邪を召して体調不良の中、早速ご丁寧なお返事を、ありがとうございました。
このシリーズの挿絵&表紙は原作の空気にみごとに馴染んでいるので、とてもいいなあと思っていました。児童書の挿絵は、口当たりの良い「萌え」とか「カッコイイ」ではない、時代を超えて生きていけるような厳しいクオリティが求められると思うのですが、この本の絵はいつまでも愛される、芸術性の高いものだと思います。あれは画家さんのイマジネーションと上橋先生の世界を構築する力が集大成したものなんだなあ、とあらためて感動しました。

イベント、参加者の平均年齢を引き上げてしまう(汗)と思いつつも、遠慮無く参加させていただきました。^^;とても楽しかったです。
質問・・私、2つ目ですね(汗)。大変失礼しました。

247 『天と地の守り人』を読んで
hira 2006/12/14 10:16
上橋先生、前回は、本当にありがとうございました。今回は感想を書かせていただきます。とはいえ、昔から本を読んだ感想というものをことばにする、ということが大の苦手なので、いろいろあるなかから一点だけ。
常々なんとか変えたいと思っているのですが、私はどうも「現状維持思考」な人間で、変化というものがとても苦手で、頭ではわかっていても、なかなか感情がついていきません(汗)。だから、チャグムの考えや望みが昔とは変わってしまったと知ったとき、私はそれを「成長」だというふうにすなおに喜べませんでした。けれど、いちばん最後のチャグムの一人称で、なんというか……救われたような気がしました。
すべてが変わらないわけがないし、すべてが変わることもない。成長しようが夢が変わろうが、やっぱりチャグムはチャグムなんだと思い、そのときやっと16歳の、立派な若者になった彼をすなおに受け入れることができました。この本を読んで、自分もすこし成長できたような気がします。

私も先日風邪をひいてしまいましたが、今年の風邪はつらいです……。上橋先生もどうかゆっくり休養なさってください。
長文失礼いたしました。

248 ありがとうございます
ひがん 2006/12/14 16:45
先生!!アドバイスありがとうございます。
読んで納得して・・・。こんなことで悩んでいられないんだってこと、よくわかりました。
自分の大切なキャラ信じないで・・・それじゃいい作品できませんね。
どんな方向にいってもキャラと物語を信じて、見守っていかないと!!
やめよっかなって思ってもやめられないことですから最後までやり通さないといけませんね?
とてもうれしかったです!!!
『天と地の守り人』読まないと・・・!!!
いろいろなことありまくりで大変ですが、がんばります!!!!

249 お大事に
2006/12/14 20:26
こんにちは。この前の期間中、2つ質問をさせていただきましたし、上橋先生がお風邪ということもあり、今回は質問控えておきます。本当は星ノ宮についてお聞きしたいことがあったのですが(またしてもシュガさん関係か? 笑)、また次の機会に!
毎週イベント目白押しで、本当にお忙しいことと思います。どうぞ御自愛なさってください。一日も早く、御体調が良くなられますように。

250 初めまして
2006/12/14 21:36
守り人を読んで、とても元気が出た者です。
(上橋さんの小説から、将来の夢も見つけることが出来ました^^)
新刊の天と地の守り人第一部も、とても楽しく読ませていただきました^^
上橋さんの小説を読んでいると、どんどん引き込まれて、自分も小説の登場人物の一人であるかのような感覚があって・・・
それがとても好きです^^
一月の新刊も楽しみにしておりますw

お大事になさってください。

251 初めまして
ラスク 2006/12/14 21:44
初めまして、ラスクと申します。
以前このような企画が有った時にはPCを持っていなく、参加出来ずに悔しい思いをしたので、次回こそは!!と思っていたので、参加することが出来て良かったです。
「軽装板 守り人シリーズ」「天と地の守り人」刊行誠におめでとうございます。
沢山御聞きしたいことが有るのですが、そのなかで一番気になったのは、上橋先生の中では、バルサは顔形的に美形なのでしょうか。
顔立ちは整っているけど容姿を気にしていないだけなのか、それとも平均的な容姿なのか、なぜそういう事を、と自分でも不思議なのですがとても気になってしまいます。
私としては、バルサの顔はとても好きなのですが、どうなのでしょうか。
お忙しい上、体調の優れない時にすいません。
師走、という言葉の通り忙しいこの時期、どうか御体をご自愛下さい。
では、失礼致しました。(緊張のあまり失礼な文になっていないと良いのですが)

252 どうもありがとうございます
上橋菜穂子(作者) 2006/12/14 22:28
皆さん、私の体調について気づかってくださって、どうもありがとうございます。まだ本調子ではありませんが、なんとか生きてます(^^;
hiraさん、來さん『天と地』のご感想、うれしいです。ありがとうございます。また、いおさん、茜さん、今回は前回とは切り離して考えておりますので、ご質問回数の件は、前回分は気にしないでください。

253 バルサの容姿
上橋菜穂子(作者) 2006/12/14 22:33
ラスクさん、はじめまして。よくファンサイトに来ていただいてますよね。書き込みありがとうございます。バルサの顔は、私のイメージの中では、けっこう整った、気持ちの良い顔立ちなんです。ただ、身なりはまったく構わないタイプですし、人形のような美形ではありませんけどね。

254 カンバル王国
midori 2006/12/15 13:23
上橋先生、風邪の具合はいかがですか?私の母も二日前から風邪をひいて、今も寝込んでいます。母の場合は咳がひどいです。先生も無理をなさらずに、お身体を大切になさって下さいね。

『天と地の守り人第一部 ロタ王国編』を読みましたが、おもしろかったです。バルサとチャグムがいつ会えるかとハラハラドキドキしっぱなしでした。『天と地の守り人』は主要登場人物が総出場という感じですね。『カンバル王国編』と『新ヨゴ皇国編』も楽しみにしていますが、早く読みたくて待ちきれません。

一つご質問してもよろしいでしょうか?『闇の守り人』ではカグロから、カンバル王国に二度と戻らないという約束で許されたのではなかったでしょうか?(うろ覚えで間違っているかもしれませんが)
バルサはカンバル王国に戻っても大丈夫なのでしょうか?ちょっと心配しています。

255 こんにちは
ゆうり 2006/12/15 23:10
上橋先生、「獣」のイベントの時はありがとうございました!
恥も外聞もかなぐり捨てた質問に、丁寧に答えていただけてとても嬉しかったです…
風邪の具合はいかがでしょうか?
イベント等でお忙しいこととは思いますが、どうぞお大事に。

天と地の守り人、とても面白くて1日で読み切ってしまいました!
そして、蒼路の頃から気になっていたことなのですが、
作中に幾度となくでてくる戦術、戦略等の知識は、どうやって手に入れられているのでしょうか?
私自身、戦術にとても興味があるので(笑)教えていただけたら嬉しいです。

256 お久しぶりです
火夜 2006/12/15 23:12
上橋先生、お身体の方は大丈夫ですか?私は寝込む程ではないのですが、風邪をひいてます。結構はやってますし、ノロウィルスとかも。私の中学の担任は、夏に一度かかってこの前またかかってしまったそうです。先生もお気をつけ下さい。

さて、早速ですが質問です。今回は守り人、全く関係ないのですが。
私は趣味で小説を書くのですが、どうも情景描写が上手くできません。
先生のように、読む人に分かりやすく表現するには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?よろしければアドバイスをお願い致します。

257 言葉の発音
oshima 2006/12/16 00:20
こんにちは。前回大変失礼な質問をしてしまったoshimaです(汗。すみませんでしたm(_ _)m
 上橋先生、風邪をひかれたそうですね。お大事にしてください。ナルニア国のサイン会のときはありがとうございました!名前を覚えていただけて心の中で狂喜乱舞しておりました。
 また疑問(もちろんネタバレではありません)が心に浮かんできたので、質問させていただきます。
「守り人」シリーズには、たくさんの国が出てきますよね。ヨゴ、ロタ、カンバル、タルシュなどなど…。これらの国々の言葉を書く上で、それぞれの国固有の発音、使われることの多い発音などはあるのでしょうか?英語の「th」の発音が日本語にはないというように…。私のイメージでは、近隣国だったタルシュとヨゴは発音が似ていて、ロタ、カンバル、サンガル側はヨゴ語とは全然違う言葉が多いという感じがするのですが…。

258 各国の言葉
2006/12/16 00:39
こんにちは。横レス失礼します。
oshimaさんの書き込みを拝見して、とても面白いな、と思いました。私もぼんやりとそんなことを考えたことがあったので。
確かに、固有の発音などありそうですよね。私のイメージでも、タルシュとヨゴ、カンバルとロタは似ている感じです(特にカンバルとロタは)。サンガルは何となく、独自の言語というか、両方の性質を含んでいそうかな、と。……あくまでも私見ですが。
先生の設定を、私もぜひお聞きしてみたいです。
本気で『日ヨゴ辞典』とか『ヨゴ語入門』とか、『古代ヨゴ文字解読表』とか欲しいです。先生、作ってみるおつもりはありませんか?(笑)
それでは、失礼しました!

259 ひとつずつ
上橋菜穂子(作者) 2006/12/16 01:23
たった今帰宅しやした。
のぞいてみたら、どどどっと質問が(^^; うれしいですが、明日は朝イチで入試業務なんで、二個だけ、お答えしますね。
midoriさん、カグロがああ言った後に、あれだけ大きく事態が変転しましたからね。あれはもう、まったく縛りにはならない言葉だと思いますよ。
ゆうりさん、戦術の本は腐るほど出てます(笑)。古今東西、探そうと思えば、すぐに見つかりますよ。特にいまは、ネットがあるので、ネット書店や図書館の文献検索などでキーワードを入れて調べるという手もありますよね。ぜひ試してみてください。

260 はじめまして
頼成 2006/12/16 01:25
頼成と申します。
私、実を言うと、ファンタジーというジャンルは苦手で、余り読まないんです。でも、上橋先生の作品は、ファンタジーである前に、人間や人間の生活、葛藤が描かれていて、普通の小説として大好きです。
「守り人」シリーズには、ファンタジーによくある(ように私には思われる)、何でもできる魔法使いや何でも知ってる賢人、人間離れした変人、息も乱さず何十人もの敵をバッタバッタとやっつける凄腕の剣士が出てきませんよね。バルサは凄腕ではあるけれど、彼女は、経験を積み、入念に準備し、あらゆる術で身を守り(身体に縄を巻きつけておくとか)、必死で知恵を絞って難局を切り抜ける。それでも傷つく。傷つけば自分で手当てをする。最近は、以前のように身体が動かないんじゃないかと思ったり、いやそんなことはないと否定したり。その一生懸命さが、リアルさを生んでいるのだと思います。
バルサと同年代の女性として、それなりに傷を負いながら自分なりに懸命に生きてきた者、子を持つ母として・・贖罪意識を持ち、子どもらを助ける為に危険に飛び込んでいく彼女に感情移入しまくりです。身体の奥にズンと響いて、胸が引き絞られるようです。

261 上橋先生、大活躍ですねっ!!
俄てるてる 2006/12/16 10:51
早く、『カンバル王国編』が出ないかと待ちどうしい俄です。
 さてさて、それより新潮文庫より『狐笛のかなた』が出たそうで・・・。私は<守り人>に続いてこの作品が好きなので、とても嬉しいです。しかし、今は小使いピ〜ンチなのです。購入できないのが残念です。
 残念といえば、アニメ版です。私の家はBSが見れない!つまりはアニメ版は見れない!!ということなのです・・・・。せっかく楽しみにしていたのに残念です。

262 初めてなので緊張します…
elanor 2006/12/16 17:15
はじめまして、elanor(エラノール)と言います。
小学生の頃に初めて「闇の守り人」を読んだ時の『この国、ほんとにどこかにあるみたい!!』という強い衝撃は今でもはっきりと思い出すことが出来ます。あれからしばらく経ち、最近になって精霊の守り人から一気に読んでいるんですが、前とは違う新たなバルサやジグロたち登場人物の思いを深く感じて読みながら泣いてしまいました。天と地の守り人で皆がどうなるのか、心配しながら楽しみに待っています。
最後になりましたが、上橋先生に質問です。私は本を読みながら結構しっかりと登場人物の声をイメージします。頭の中でバルサたちが話しているような感じで。チャグムはだんだん成長していったのでちょっと苦戦しました。(^^;上橋先生は声のイメージもされるんでしょうか?年の瀬も迫りお忙しいとは思いますが、体と相談して無理なさらないで下さいね。

263 お返事ありがとう
midori 2006/12/16 23:45
上橋先生、早速のお返事ありがとうございました。
カグロとの約束を破って大丈夫なのか、特にムサ氏族の人に会ったらどうなるんだろうと心配していましたが、先生のお言葉で安心いたしました。
バルサは悪くないし、カンバルの人のために大役を果たしたのだから、故郷のカンバルに二度と戻れないなんてかわいそうだと思っていたので良かったです。先生のお墨付きを持って堂々とカンバルに戻ったバルサとチャグムの活躍が楽しみです。

264 守り人シリーズの世界
なよ 2006/12/17 00:36
こんばんは、なよです。
私からも、上橋先生に質問です。

私は初めて「精霊の守り人」を読んだとき、ストーリーもさることながら、舞台の異世界の設定の細かさに驚きました(食べ物の名前・用語など…)。
ですから、先生が文化人類学者だと知り、とても納得しました。
そこで、先生が守り人シリーズを書かれるときに、世界観の設定で最も
気をつけるところはどこですか?
舞台のどの国も、異世界なのにとても親しみが持てて、大好きです。

265 ご質問へのお答え
上橋菜穂子(作者) 2006/12/17 01:58
火夜さん、ご質問ありがとう。情景描写にせよ、どのような描写にせよ、自分の心の中にある何かを他者に伝えるのは、とても難しい作業ですね。「読む人にわかりやすく表現する」ために、一番大切なことは、「読む人を思いやる」ことだと私は思います。自分が書いたものを、少し経ってから、もう一度読み返してみて、伝わりにくい部分を発見したら、それがなぜ、伝わりにくい表現になっているのかをじっくり考えてみて、直してみる――そういう推敲を繰り返すことでしか、文章は磨けないのではないでしょうか。一度、やってみてください。

266 各国別発音
上橋菜穂子(作者) 2006/12/17 02:05
oshimaさん、イベントにいらしてくださって、どうもありがとうございました。ご質問の件、おっしゃる通り、カンバルとロタはもともと非常に近い民族なので、言語も共通している部分が沢山あります。サンガル語やヨゴ語と異なる響きになるようにするのは、とても難しい作業ですが、各国別に言語的な差異があるように心がけてはいます。アニメの製作の上でも、監督やスタッフが、私がこの物語で作り出している独特な「発音・イントネーション・語感」に気を配ってくださっていて、オリジナルな設定が出てくる際には、相談してくださいます。放映が始まったら、気にして観ていただくと、面白いかもしれません。
でもね、言語事典を作るような時間も気力もありまへんので(^^;茜さん、やる気があれば、ぜひ製作してみてください(笑)

267 緊張せんでエエですよ(^^;
上橋菜穂子(作者) 2006/12/17 02:08
elanorさん、緊張なんぞなさらずに。ご質問、うれしかったです。
私は物語を書くとき、声や物音、匂い、気配を感じています。バルサの声も、ちゃんと聞こえています。ときどき、バルサとタンダが会話している声が聞こえてきて、次のシーンが書ける、なんてこともありますよ。

268 気をつけること
上橋菜穂子(作者) 2006/12/17 02:15
なよさん、ご質問ありがとう! 私の作品については、よく世界観に言及していただきますが、正直に言うと、物語を書いているとき、「世界観」だとか、「気をつけること」なんてのは、念頭にないんです。次から次へ、場面が勝手に脳味噌から滑り出てくるんですよ。ただ、心の中に羅針盤のようなものがあって、これは違う、こういうことは在り得ない、これは嘘だ……という方向指示は感じますね。ですから、特に気をつけていることはありません。世界観に関する細かいリアリズムは、多分、すでに私の頭の中にあるからなんでしょうね。
たったひとつ、気をつけることがあるとすれば、それは、物語世界は、登場人物たちのドラマのための、都合の良い舞台であってはならない、という思いでしょうか。

269 ありがとうございました!
火夜 2006/12/17 11:36
上橋先生、丁寧なお答えをありがとうございました!とても参考になりました。そうですね、「読む人を思いやる」ことが大切なんですね。先生のお言葉を聞いて、何だかしっくりきました。私に足りなかったものが1つ分かったような感じです。
慌ててはいけないんですね、何を書くにしても。何度もじっくり読み返して、どこがいけないのか、どうすればもっと良くなるのか、そういうことを1つ1つ考えていくことがとっても重要だったんですね。教えていただいたことを参考にして、これからの創作に活かしていきたいと思います。
憧れの上橋先生から、二度もお答えをいただくことができて、とても嬉しかったです。守り人シリーズはまもなく完結ですが、これからも、無理は程々に頑張って下さい。応援しています!

270 お返事ありがとうございます。
elanor 2006/12/17 14:44
上橋先生、優しいお言葉と質問のお答え、ありがとうございました!!
物音や匂い、気配まで感じながら書かれているなんてびっくりです。先生の中で物語と登場人物たちが生きて動いているから、私たちの中へも物語が血の通ったものとして立ち上がってくるんだなぁと思いました。
大好きな本の作者の方と、こんな風にお話できてとっても嬉しかったです。これからも陰ながら、応援しています♪
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