





アフリカにすむ一頭のたいくつなキリンが、手紙を書きました。配達するのは、やはりたいくつなペリカン。「地平線のむこうでさいしょにあった動物」あてに書かれた手紙が、届いた先は……お互いの姿を知るための、おかしな文通が始まります。
ドイツで最も権威のある児童文学賞、ドイツ児童文学賞受賞作品。
受賞歴:
キリンとペンギンがごたいめんしたときに、どっちもにてなくて、キリンとペンギンが大わらいするのをみたら、ぼくも大わらいしました。そこが一ばんおもしろいです。(8歳)
キリンがさいしょ、一人でかわいそうだったけど、ペンギンのお友たちができて、うれしそうだな、よかったな、と思いました。つぎのかんをまだ買ってないので、買うのが楽しみです!(8歳)
大人も十分に楽しめる本です。姿のわからない相手を想像していろいろ思いをめぐらせる。いろんな姿、形があること、世界にはいろんな人がいると子供たちに思ってほしいと読んでいて思いました。絵がとてもかわいらしく、ページをめくるのが楽しかったです。孫たちにも読んでほしい本です。(60代)
小学校の教員をしています。学校の図書室で1冊目の「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」を読みました。始まりの“いそがしい人には、このお話をよんでひと休みしてもらいたい”という言葉から、とても嬉しくなりました。元々お手紙が出てくるお話が好きなのですが、ペンギンとキリンの関係がすぐに好きになりました!!!また、その後に続くシリーズも登場人物みんながあったかく、ユーモアがあり、読むとホッとします。高畠さんのイラストも大好きです。仕事に関することでいっぱいの頭がひと休みできました!!ありがとうございます。(30代)
書店でドイツで受賞云々とのPOPを見て購入しました。子どもに読ませたところ集中して一気に最後まで読み「おもしろかったー!」と興奮したおももちでした。私も読んでなぜだか泣けてきました。この作者の他の作品もぜひ買おうと思います。作者の先生方、これからも頑張ってください!(8歳・お父さまより)
あったかくて幸せな気持ちでいっぱいになりました。アフリカの草原が見えるようです。友人にもすすめました。ステキなお話をありがとうございます。(読者の方より)
コロナの影響で、長らく在宅生活が続く中、なんとなく家族皆どんよりしているとき、買ってあったこの本が目にとまり子供達に読んであげることにしました。どんどんお話に引き込まれていき、年齢にしては長い本でしたが、目を輝かせながら最後まで集中して聞いてくれました。途中、思わず、大人が吹き出してしまうことも。家の中の空気が明るくなりました。(7歳と5歳・お母さま)
見えない相手のことを互いに想像して、それを手紙で伝え合う、というストーリーがいいな、胸を打つものがあるなと思いました。読みながら、サン=テグジュペリの『夜間飛行』とか『星の王子さま』の話を思い浮かべたりもしましたね。通じるところがあるような気がして…。でも姿形が全く異なる相手のことを理解し、心を通わせるのって、ほんと、難しいですね。(55歳)
おもしろかったところは、きりんとペンギンがあうところです。きりんがそうぞうしてたのとほんもののがぜんぜんちがったところです。(9歳)
子どもが本が大好きで、そろそろ絵本より文字数のあるお話を読めるようになってきたと思い、購入しました。毎日少しずつですが、大事に読んでいる様子が見られ、買って良かったなと思います。(6歳・お母さまより) ペリカンがアザラシ配達員に手紙を渡すところがおもしろかった。くじらがしおふきができなくなって、引退したのが、おもしろかった。キリンとペンギンがおともだちになれたのが本当によかった。くじらとペンギンの最後のおわかれがちょっぴりかなしかった。(6歳)
ぼくはつまらないときがおおいです。この本のてがみをかくという考えをきりんがおもいつくのはきりんは天才だなと思いました。(9歳)
キリンが、そうぞうや、手紙にかいてあるヒントをもとに、ペンギンになろうとしましたが、さいごにチンアナゴみたいになって、「クスッ」とわらってしまいました。手紙を、たくさん、こうかんして、さいしょに手紙をもらったのは、キリンとのえんがあったと思いました。(9歳)