2001年に刊行されたシリーズ1冊目の『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』のドイツ語版が、2018年ドイツ児童文学賞を受賞。ある日たいくつなキリンが書いた手紙により地平線の向こうに新しい友だちができ、その輪が広がっていくというユニークなシリーズの5作目です。
顔がこわいのでみんな逃げてしまって友達ができない、サメのサメ次郎が手紙を書きました。気ままに旅をするウミガメのカメ次郎から話を聞いた「コンブ林のプカプカさんへ」です。その手紙はプカプカに届いたのでしょうか?
知らない誰かに手紙を書く、それはその人を知ろうとする気持ちにつながります。返事がくるまでの時間も、さまざま想像をふくらませて楽しい時間です。「世界はひろいよ。あなたのこと、わかってくれる人、必ずいます。」作者のはじめの言葉です。
メールじゃなくて、手紙を書いてみませんか。
とてもせいかくがわたしににていてとてもわたしにあっているなあと思いました。ちょっとげんきづけられたきがしてうれしいです。これからもいっぱい本をよみたいです。(10歳)
小学校の教員をしています。数年前の夏休み、クラスの子が『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』の読書感想文を書いて持ってきました。感想文のために読みはじめた本でしたが、それ以来すっかりはまっております。今は4年生の担任ですが、とても大人気の本になりました。国語の授業で紹介している子も出てくるほどです。すてきな愛につつまれているこのシリーズが大好きです!(30代)
すごくおもしろいし、さいごはカメ次郎は友達いっぱいで終わるのがおもしろかった。(10歳)
私はこの本のシリーズを全部読みました。どの動物も、絵や行動が、かわいいです。私は、最近ゆうびんで、手紙を出していなかったので、ひさしぶりに書こうかなと思いました。これからもクジラ海シリーズの本をたくさんかいてほしいです。(9歳)
この本のシリーズは大好きです。とくにザラシーがおっちょこちょいなところとカメ次郎はなにかを作るのがとくいなのがうらやましいです。なので6かんからもとても楽しみにしています。ぜひ書いてください!(9歳)