

子どもしかいないふしぎな世界で〈一番たしかなもの〉をさがす悟は、竜退治に出かけることになった。2分間におこる冒険の物語。
1918年、長崎県出身。多摩美術大学卒。長年にわたり児童画とくに絵本の分野で活躍。現在までに小学館絵画賞、国際アンデルセン賞大賞次席、IBA国際図書美術展金賞、講談社出版文化賞などを受賞。代表作品は『ともだち』『惑星Oの冒険』『どろんこさぶ』など多数。
さとるとかおりがりゅうとたたかうところがおもしろかったです。なぜかというと、二人だけでりゅうをたおしたのではなく、みんなでやっつけたからチームワークがいいなとおもいました。いちばんたしかなものが自分だとはわたしもおもってはいませんでした。とってもおもしろかったいっさつでした。(7歳)
わたしは、いままで読んだ本の中で、一番おもしろかったです。ハリー・ポッターよりも、長くつしたのピッピよりも、なによりも、この二分間のぼうけんの本がおもしろかったです。さとるとかおりがりゅうに「なぜ」といわせる場面がとてもおもしろかったです。(9歳)
男児は本書のような「行きて帰りし物語」が大好きですね。決してお説教がましくもなく、また押し付けがましくもなく、「みえないトゲが心にささる」痛み、この世に「絶対」なものがあるとしたらそれは自分であること、仲間と力をあわせることの意味を教えてくれる良書!(10歳・ご家族より)
子ども電車を読んで岡田淳さんの本を読み出しました。2分間で冒険なんてと思って読み出したら、わくわくの物語でとてもおもしろかったです。(12歳)