奥本大三郎 1944年啓蟄(3月6日)、大阪府生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業、同大学院修了。フランス文学者、作家。1981年のデビュー作『虫の宇宙誌』で読売文学賞を受賞。2006年に開館したファーブル昆虫館「虫の詩人の館」の館長をつとめる。小学5年生のときに大人向けに訳された『昆虫記』を読み、いつか自分でわかりやすく翻訳したいと考えた。30年にわたって手がけた『完訳ファーブル昆虫記』(全10巻・20冊 集英社)の翻訳が、2017年に完結。同年、その功績により菊池寛賞を受賞。子どもに向けた作品に『ジュニア版ファーブル昆虫記』『ファーブル先生の昆虫教室』『まんが 星の王子さま』などがある。 この著者の書籍一覧を見る
今森光彦 1954年、滋賀県生まれ。自然と人との関わりをテーマに日本の里山環境を撮影するとともに、熱帯雨林から砂漠まで、広く世界の辺境を訪ねる取材を続けている。また自然の造形を鮮やかに切りとるペーパーカットの作家でもある。毎年夏に、昆虫採集が体験できる「今森光彦 里山昆虫教室」を開いている。木村伊兵衛写真賞、土門拳賞、毎日出版文化賞、産経児童出版文化賞大賞、小学館児童出版文化賞などを受賞。おもな作品に『今森光彦 昆虫記』『世界昆虫記』『昆虫4億年の旅』『今森光彦の昆虫教室』『Aurelian 自然と暮らす切り紙の世界』『おじいちゃんは水のにおいがした』『神様の階段』などがある。 この著者の書籍一覧を見る