埋葬虫とも呼ばれるしでむしの、まるで心があるかのような繊細な子育てを、緻密で美しい絵で描く生命を感じる絵本。解説付き。
受賞歴:
ファンタジーではない現実の物語に、子どもたちがおどろきと共に見入っていました。親も初めて知る虫で、とても興味深く読みました。すばらしい本で、周りの母親にもおすすめしました。(6歳、8歳・お母さまより)
生きものは、すべて他者に食べられるために生きる。死んで、他の生物の役に立つ。今さらながら“しでむし”によってよくわかりました。それにしても、よくここまで観察し、記録したものです。多くを学びました。(70代)