うさぎのラビッタちゃん一家がすむ北の山はいま、冬のさなかです。夏に生まれた弟のピントパットくんの調子がよくありません。
「びょういんにつれていこう」とパパ。
そりに荷物を積んで、パパ、ママ、ラビッタちゃん、妹のピョコラッタちゃん、そして弟のピントパットくんは凍った湖をわたって病院へとむかいます。
かじりみな子による、ラビッタちゃん絵本の最新作。
1作目は、秋の『ゆきがふるまえに』(2016年11月)、2作目は春の『わかくさのおかで』(2019年3月)、3作目は夏の『しおかぜにのって』(2020年7月)。
そして今回の季節は冬。雪と氷の世界を舞台に、ラビッタちゃんの家族のくらしを描きます。
受賞歴:
ラビッタちゃんシリーズ待望の新作、うれしいです。今回も絵の書き込みがとても細かくて素敵だなと思いました。私のお気に入りは薬局と売店のページです。みどりと黄色のステンドグラス(?)の装飾に、薬のびんの木彫り。所狭しと並んだ商品に、それを物色しているパジャマ姿のサンタさん(笑)2歳の娘はおふろのシーンが気にいったようで「あったまるねえ」とセリフをマネしていました。そして新キャラクターのうさぎの男の子!!もしかしてラビッタちゃんの未来のパートナーだったりするのでしょうか? 次回作ではぜひラビッタちゃんの結婚式を描いて、ピントハットくんが花嫁のヴェールをお使いで届けに行く…なんてストーリーを期待しています! これからも先生の創作活動を期待していますね♪(2歳・お母さまより)
子どもより「ピントパットくんがちょうしがわるいときとげんきになったときが好きです。おふろでちゃぽちゃぽするときも好きです」ラビッタちゃんのシリーズを大好きになり毎日読んでいます。ラビッタちゃん家族の生活が娘や私にもとても身近に感じられ、ドキドキや喜びを一緒に味わっています。色づかいや絵も細部まで美しくて一日のおわりにほっとした気持ちになります。次の作品も楽しみにしています…!(3歳・お母さまより)