王家に生まれた10人の子どもたち。成長してどんな王・女王になりたいか問われ、それぞれ、すし屋、サッカー選手、農家、保育士、アーティストなど、自分の好きな仕事で人々を幸せにしたいと考えます。さて、王さまのあとをついだのは……? 『ちいさなおうさま』3部作の完結編です。
さまざまな職場のようすがこまかく描かれ、めくるたびに発見がある、楽しい絵本です。
物語に出てくる子どもたちは読んでいる子どもたちそのもの。これから広い世界を見ていく子どもたちに十人十色の多くの可能性をひめていること、夢を描くこと人と人が支えあって生きていくすばらしさがストレートに伝わってくる絵本でした。もちろん子どもも大好き!普段絵本に興味のなかった主人も「いい話だ」と絶賛でした。(3歳・お母さまより)