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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

きょうはそらにまるいつき

きょうはそらにまるいつき

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きょうはそらにまるいつき

作・絵: 荒井良二

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2016)
  • 日本絵本賞・大賞(2017)
対象年齢 3歳から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 30cm×22cm
ページ数 32
ISBN 978-4-03-232450-1
NDC 726
発売日 2016年9月

定価:本体価格 1,400円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

紹介記事へ(Kaisei web)

内容紹介

夕暮れの公園で、乳母車の中から赤ちゃんが空を見ています。東の空から、まんまるい月がのぼってきました。
バレエの練習から帰る女の子や、新しい運動靴を買った男の子、仕事が終わった洋裁店の親子や、ギターの練習をしている人、夕食のかたづけをするおじいさんとおばあさん。町に暮らす人たちも、ふと見あげた空にまるい月をみつけます。
公園にあつまった猫たち、山にいる熊の親子、海でジャンプするクジラの上にも、まるい月が輝いています。
それぞれの人が暮らす、それぞれの場所に、やさしい光がふりそそぐ夜。町の公園では、にぎやかなお祭りがはじまりました。

著者紹介

荒井良二

1956年山形県生まれ。『ルフランルフラン』により日本絵本賞を、『たいようオルガン』によりJBBY賞を受賞するほか、ボローニャ国際児童図書展特別賞、小学館児童出版文化賞、講談社出版文化賞絵本賞など受賞多数。2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。主な絵本に『バスにのって』『スースーとネルネル』『はっぴぃさん』『きょうというひ』『えほんのこども』『うちゅうたまご』『モケモケ』などがあり、その他に作品集『metaめた』、マンガ『ホソミチくん』なども刊行している。

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編集者より

ふと見あげた空に満月をみつけたときのうれしさ。それはきっと、子どもにも大人にも共通のものじゃないでしょうか。大よろこびをするほどのことではないけれど、いろんな場所で、それぞれの人が、おなじ月を見あげてうれしい気持ちになっているとしたら、それはとてもすてきなことだという気がします。そのうれしさは、日々の暮らしの中で受け取る、ささやかなごほうびのようなものなのかもしれません。
荒井さんが描く夜の風景は、しっとりとした闇とあたたかな街の灯りが美しく、その中で営まれる人々の暮らしが愛おしく感じられます。そして、そのすべてを静かにてらす月の光の清らかさ。ゆっくりとページをめくって読んでいただきたい絵本です。

読者のおたより

「この月を誰かも見ているんだろうなあ」という気持ちになりました。人間だけでなく動物も。海でも山でも。赤ちゃんが「そらをみてわらっています」が月の美しさを際立たせ、なんどもなんどもれんしゅうするギターの音が心地よく響きます。子どもたちだけでなく、大人もきっと読んだらほっとするような一冊だと思います。(50代)

すごい本をありがとうございます!!からだの中に、おつきさまのひかりが広がって、とてもすがすがしい。なんか…生まれかわったような気持ちになりました。ごほうび、いのりがページの中から、どうぞ、あなたに、あなたにも、はいどうぞ!と呼びかけてくれています。(9か月・お母さまより)

力強くも優しい絵で、同じ月をみているような気分になり、ほっこりします。動物も人間も、誰もが平等に見ることができる月。誰にでも平等にごほうびがあるのだと、あたたかな心になれる本です。(1歳・ご家族より)

荒井良二さんの作品が好きでずっと気になっていたので購入しました。文章が少ないので読むことに集中しすぎないところがとてもいいです。そのぶん絵をじっくり見て、こどもとの会話を楽しんでいます。ページごとに前に見たものが描かれていて、見つけたりしながら読み進めています。大切にしていきたい絵本のひとつです。(3歳・ご家族より)

書店で一目惚れした絵本です。どのページも好きですが、クジラのページが一番ひきこまれます。3歳の息子の反応はいまいちでしたが…。一日のおわりに、この絵本を開くと明日がとても楽しみになり優しい気持ちで眠ることができます。

詩情ゆたかなすてきな絵本です。「あさになったのでまどをあけますよ」も好きですが、月の絵本が好きなので、出会えてうれしかったです。(読者の方より)

大人が読んでも引き込まれる絵と文章で、近くの他人も遠くの国の誰かもおつきさまをとおしてつながっている様や、赤ん坊の瞳にはこんなふうにいろいろな命が映っているのかなといろいろなことを感じさせられました。(2歳・お母さまより)

1日が終わって「ごほうびのようなおつきさま」に見えるよう、まろやかな気持ちで丁寧に生きたいと思います。荒井良二氏の作品はとても好きです。(読者の方より)

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