

2023年11月14日(火)、東京新聞夕刊「海外文学の森へ」で小島敬太さんに『どうしてこわいの?』(フラン・ピンタデーラ 文/アナ・センデル 絵/星野由美 訳)をご紹介いただきました。
停電の夜、おとうさんが息子に語ったいくつもの「こわい」を描く絵本。「はげしいことばが いたいほど つきささって、おびえることも ある。」「いま おこっていることが わからなくなって こわくなる、そんなときも ある」など、さまざまな「こわい」が語られます。
いろんな「こわい」を知ることで、不思議と「こわい」感情がこわくなくなるかもしれません。
巻末には「《こわい》のはじまりは?」「《こわい》の種類」など「こわい」についての解説も掲載されています。偕成社からは、本作と同じコンビの作者の本で『どうしてなくの?』も刊行しています。