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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

どうしてなくの?

どうしてなくの?

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どうしてなくの?

対象年齢 4歳から
ジャンル 絵本 > 外国の絵本
サイズ(判型) 25cm×29cm
ページ数 33ページ
ISBN 978-4-03-328650-1
NDC 726
発売日 2020年11月

定価:本体価格 1,800円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

ある日マリオは、ずっと考えていたことを思いきっておかあさんにたずねました。「ぼくたち、どうしてなくの?」
おかあさんは、どうしてなくのか、いくつものことを話してくれました。
かなしいとき、おこってなくこともある、じぶんのいるところがわからなくなったとき、だきしめてほしいとき、おとなになるためになくこともある、何時間さけんでも気がすまなくてなくことも……「なくこと」についてつづられた詩のようなシンプルな言葉のなかには、深い思いがかくれています。美しく魅力的な絵とのコラボレーションは、読む人にたくさんのことを思いおこさせてくれて、安心感をもらえるかもしれません。なくことはたいせつなこと。おしまいには、「なみだ」についての科学的知識も紹介されています。

著者紹介

フラン・ピンタデーラ

島で生まれたことは、なんともふしぎなものだ。右に数歩、あるいは左に数メートルはなれて生まれていたら、グラン・カナリア諸島のラス・パルマスからとびだして、海で生まれていたかもしれない。いつもそんなふうに思っている。もしも海で生まれていたら、ぼくは今ごろサカナになっていただろう。そうしたら、水の中でサンゴショウをながめたり、ダイビングをしたり、すばらしいことがたくさんあっただろう。けれど、それではお話をかくことはできない。それではこまる。そんなわけで、ぼくはしあわせなことに大地で生まれた。そして、お話をかきはじめた。ぼくがはじめてかいたのは詩だ。詩は身近にいるたいせつな人たち、これまで知らなかった人たちとつながるために必要なツールだった。その後、物語、小説、演劇など、言葉が心地よいと感じるあらゆる芸術の道につながっていった。 この絵本は、ぼくの直観が生み出したものだ。お話をかくときには、ぴったりの言葉をさがそうとするものだ。けれどときに、いつのまにか机の前にいて、だれかに書かされているような、そんなふうにお話をかくこともある(それがいちばん、すばらしいことだ)。このお話は、ぼくの子ども、または昔のぼくの問いかけにこたえようとしている。ひょっとしたら気づかないうちに、ぼくはこの物語をきみのためだけにかいたのかもしれない。

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アナ・センデル

わたしがはじめてないたのは、かれこれ40年前、バルセロナ郊外の町でした。そのあとしばらく、わたしはなき方も、話し方も、わすれていました。でも、絵をかくことだけはよくおぼえていたので、言葉にできないとき、なみだがでないとき、さけびたい気持ちをぐっと飲みこんだとき、それを絵にしました。もちろん太陽、おひめさまや魔女もかいてきました。今でも、ときどき話すことをわすれてしまいます。けれど今は、ちがうかたちでなくことを学びました。 ある日、わたしはイラストレーターになるための学校へ行こうと思いたち、この世界にとびこみました。そこは魔法の学校でした。こうして絵をかく道に入り、絵をかく仕事をしています。はじめは洋服のプリントのデザインからはじめましたが、今はお話の絵をかくことが多く、ときどき、自分でお話を書くこともあります。言葉がでてこなくて、なくために絵をかくこともあります。話すために絵をかくこともあります。でも、なにより楽しむためには、何回でも絵をかきます。たとえば家が水でいっぱいになってしまったら、家具をボートにかえてしまうのです。そんなことが、わたしはすきです。

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星野由美

1969年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。ペルー大使館勤務、南米滞在を生かし、主にスペイン語圏の絵本の翻訳、紹介につとめている。訳書に『まぼろしのおはなし』『とびきりおかしないぬ』『いいこにして、マストドン!』『はらぺこライオンエルネスト』『わんわんスリッパ』、共編訳に『ペルー日系詩人ホセ・ワタナベ詩集』がある。

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編集者より

泣きたくてもがまんしていた。この絵本を読んだら涙があふれた。

どうしてなくの?
どうしてなくの?