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第68回産経児童出版文化賞で、『やとのいえ』が大賞、『つかまえた』が美術賞を受賞しました

第68回産経児童出版文化賞で、『やとのいえ』(八尾慶次 作)が大賞、『つかまえた』(田島征三 作)が美術賞を受賞しました!

●『やとのいえ』は、一軒の農家を舞台に、明治時代初期〜現代までの150年間の人々の暮らしの変化をたどる絵本です。

かつて人々が、田んぼや畑を作り、稲作などを中心とした暮らしを送っていた「谷戸」。
その農村の姿を大きく変化させたのは、高度成長期に立てられたニュータウン計画です。丘は削られ、谷は埋められ、さまざまな開発を経て、日本の農村の多くは、現在の、鉄道や道路が縦横に走る、多くの人口をかかえた郊外の町となりました。(本書のモデルは、東京都の多摩ニュータウンです!)

変わりゆく人々の150年の暮らしを、道ばたの十六らかんさんを語り手に、定点観測で見ていきます。

●『つかまえた』は、田島征三さんによる、子どものころの経験がテーマになった絵本。

高知県の自然豊かな土地で幼少期を送った田島さんは、エッセイなどでたびたび子どものころに川で魚を手づかみにしたときの体験を描いており、初めて生命をつかんだときの「グリグリ」という感触が、自分の創作の原点だと語っています。

夏のある日、川の浅瀬に大きな魚がいるのをみつけたぼくは、そっと近づこうとしたが、足をすべらせて川に落ちてしまう。水の中で懸命にのばした指が魚にふれると、ぼくは無我夢中でそれをつかまえた──。

田島作品ならではの、躍動感あふれる場面づかいがみどころ。うねるような水の流れ、魚をつかんだときのあばれる感覚が、大胆な筆づかいで描かれます。

どちらも魅力たっぷりの作品です。ぜひこの機会に、手にとってみてください。

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