小手鞠るいさん著『ある晴れた夏の朝』、田中清代さん作・絵『くろいの』が、第68回小学館児童出版文化賞を受賞しました!
『ある晴れた夏の朝』は、アメリカの高校生による、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非を問うディベートを描いた物語です。
『くろいの』は、人気絵本『トマトさん』(福音館書店)以来、16年ぶりに著者が作絵を手がけた、銅版画による絵本です。ひとりで帰るいつもの道で、不思議ないきもの〝くろいの〟をみつけた女の子。女の子があとをついていくと、古い日本家屋に案内され……?
ひとりでいるときの子どもの心に優しくよりそうと女の子の出会いをあたたかく描いた絵本です。
世界的な絵本イラストレーションのコンクールである第4回ナミコンクールで、日本人初となるパープルアイランド賞を受賞しています。
小手鞠さん、田中さん、おめでとうございます! ぜひこの機会に、2冊を手にとってみてください。
プレスリリース 第68回『小学館児童出版文化賞』最終選考結果のお知らせ(小学館のサイトにとびます)
https://www.shogakukan.co.jp/news/228051