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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

ある晴れた夏の朝

ある晴れた夏の朝

ある晴れた夏の朝

定価(本体価格) 1,400円+税
偕成社在庫 あり
対象年齢 中学生から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 20cm×14cm
ページ数 206ページ
ISBN 978-4-03-643200-4
NDC 913
発売日 2018年7月

内容紹介

アメリカの8人の高校生が、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非をディベートする。肯定派、否定派、それぞれのメンバーは、日系アメリカ人のメイ(主人公)をはじめ、アイルランド系、中国系、ユダヤ系、アフリカ系と、そのルーツはさまざまだ。はたして、どのような議論がくりひろげられるのか。そして、勝敗の行方は?

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2018)
  • ホワイト・レイブンズ(ミュンヘン国際児童図書館・児童図書目録)選定(2019)
  • 小学館児童出版文化賞(2019)

編集者より

反戦をテーマにした児童文学は、ほぼその刊行国の視点で描かれる場合が通例だが、この作品は、日本人作家による、アメリカ側の視点で描かれた物語である。メインテーマは原爆の是非だが、それぞれの登場人物のおかれた立場から、真珠湾攻撃、日中戦争、ナチズム、アメリカマイノリティなどにも話が及ぶ。
「先の日本で行われた戦争とは、なんだったのか」
日本の若い読者にとっては、対戦国であったアメリカのいまの若者たちの姿を通して、客観的にこのことについて考えることができるだろう。
日本人作家による、YAジャンルのあたらしい試みともいえる作品。

関連書籍

小手鞠るいさんに感謝します。原爆投下について広い視野から核心にせまる深い内容に教えられ、感動しました。(この年になって教えられました)周りの仲間と回し読みをしています。最後は中学校の図書室に寄付したいと思っています。ありがとうございました。(70代)

原爆について、もう一度、考え直すことができました。とてもいい本でした。自国・他国との愛情と深く思考する力が、必要な、困難であり、また尊い行為ということを学びました。(12歳)

私はこの本を読んだ後に、学校の行事で「広島平和学習」に行きました。この本を読んだだけで、事前学習ができたように思います。原爆肯定派・否定派のどちらの意見にも説得力があるところに読みごたえを感じて、舞台が日本ではなくアメリカだったことも驚きました。原爆について改めて考えさせられた本でした。(13歳)

大変感動しました。先の大戦のこと、広島長崎の原爆のこと。差別のこと。軍隊のこと。どれも重く根深い問題が実にわかりやすく力強い文体で描かれています。アメリカの高校生のディベートという設定もとても効果的だと思います。若い読者たちにもすすめようと思います。(50代)

本当に素晴らしい本に出会いました。最後は涙が止まりませんでした。事実を正確に表現し、最後に真実に到達する。多くの人に是非読んでもらいたい1冊です。(60代)

構成が実にうまいと思いました。広島・長崎の原爆をめぐる討論だけかと思ったら、真珠湾、中国侵略、黒人差別、ユダヤ人問題、日系アメリカ人の収容制作と多岐にわたっており、話を展開しながら戦争と平和の本質へと迫っていくところが最高です。(70代)

読書感想文コンクールの広告で見つけました。現在外国で暮らす孫に読んでもらいたいと思い買い求め、送る前に読んでみました。小説とはいえ、原子爆弾を間に戦争というものがどういうものかを子どもの心にひびくものがあると思いました。(70代)

奥が深く戦争の時にあったでき事がくわしくてとても勉強になりました。(13歳)

立命館大学国際平和ミュージアムでボランティアガイドをしています。広島・長崎の原爆投下についても来館者に展示品などを示しながら説明をするのですが、どうしても被害の実態で終わってしまいがちです。この本はさまざまな角度から戦争と平和、核兵器について切り込んだ素晴らしい本です。読んで“悲しく暗く”なるのではなく“希望”を持つことができる本です。日本でも中学生や高校生がこの本のようなディベートができたら! (74歳)

広島原爆について被害者感覚でいました。いろいろな分析を聞いてとても勉強になりました。もう二度と原爆をどこの土地にも落として欲しくないです。なのに抑止力?世界にはたくさんの原爆がある!どうにかしなくては!(71歳・女性)

日本人は当たり前のように原爆投下を悪として憎んでいる。だから、当然のこととして世界中の人々は原爆を悪いものと考えていると思い込んできました。著書を読んで自分とは全く違う考えが存在することを知り、それも私などとは比較にならないほど真剣に原爆の正当性を考えている人の存在を確信しました。著書では8人の若者が討論することで原爆投下が決して必要悪ではなかったという結論に至っているが、現実のアメリカは、世界全体はどうだろうか。8人の討論が世界の大人の議論にならなければならないと思いました。(60代)

原爆とは、戦争とは、1人の人間の憎悪、無知から始まり、広島と栃木ははなれていても、戦争は私のとなりで息をたてていると思いました。これからも、ずっと、応援しています。(13歳)

私は最近、学校で、平和学習の一環として、原爆のドラマを見ました。「広島 昭和20年8月6日」というドラマです。私はそのドラマを見て、物語の中の原爆肯定派の人達に問いたくなりました。これでもあなたは原爆を肯定しますか?そう問いたいです。私はこの本から、平和の真の意味を教わったように思います。この本が戦争を知らない13歳に、平和を教えてくれました。まだ、自分に何ができるか分かりませんが、身のまわりの平和の創造から始めてみます。大切なことを教えていただきありがとうございました。(13歳)

読書感想文コンクールの課題図書ということで、図書館部会の担当者として、書店でパラパラと中身を見て「読んでみたい」と思って購入しました。中学校の課題図書は(申し訳ないけれど)おもしろくない本が多くて、興味を持てない場合がよくあるのですが、この本は一気に読んでしまい、しかもいろいろと考えさせられました。公開討論会で互いの意見を討わせる形をとりながら、様々な人々の意見を比較しながら読ませるという手法もおもしろく、結論へ持っていく中で、読者も自分の考え方を再検討していけるところがとても良かった。長崎県の人間として多くの方々と話してみたい内容でした。(50代)

私は原爆が日本に落とされたことは知っていたけれど、どうして落としたのか?どの位の人が亡くなったのか?など何も知りませんでした。でもこの本を読んだら、原爆のすべてがわかりました。アメリカ側の考えも知れました。このような本を作っていただきありがとうございました。今、平和であることを幸せに思いながら毎日を生きていこうと思います。(13歳)

すばらしい文学です!原爆投下、その前後〜今の核の問題に関心をもち、たくさんのメディアにふれてきました。この作品は「たくさん」の伝え方の中でも特別にパワフルでした。特にアメリカで核の問題をアメリカ人と話し合っている私にはぜひとも英語での出版そしてアメリカ人をはじめ海外の人々との読後ディスカッションが望まれました。(50代)

 

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ある晴れた夏の朝
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