昨年、日本での刊行40周年をむかえた代表作『はらぺこあおむし』や、『パパ、お月さまとって!』など、これまでに数々の名作絵本を世に送り出してきたエリック・カールの、日本では約9年ぶりとなる展覧会が、東京、京都に続き、岩手にやってきます。
アメリカを代表する絵本作家エリック・カール(1929-)は、小さなあおむしとともに長く豊かな道を歩んできました。本展は、いまなお輝きを失わないエリック・カールの世界を、原画を中心に、初期の素描・版画、立体や最新作のコラージュも交えた約160点の作品、資料により振り返るものです。カールに出会ったばかりの子どもたち、親として再会を果たしたおとなたちに、色彩豊かなその世界が開かれることでしょう。
Part I エリック・カールの世界
『はらぺこあおむし』をはじめ、色鮮やかな作品を世に送り出してきたカール。生きものや自然、家族などのテーマにより、シンプルで繊細な原画の数々をお楽しみいただきます。
Part II エリック・カールの物語
他のアーティストからの影響や、絵本を超えたさまざまな創作活動に触れながら、「色の魔術師」と呼ばれるカールの人生をたどります。
会期 | 2017年10月28日(土)〜12月10日(日) 月曜日休館 |
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会場 | 岩手県立美術館 企画展示室 |
住所 | 〒020-0866 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3 |
関連サイト | エリック・カール展 公式サイト |