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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

直樹とゆう子の物語

私のアンネ=フランク

私のアンネ=フランク

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直樹とゆう子の物語

私のアンネ=フランク

受賞歴:

  • 日本児童文学者協会・協会賞(1980)
  • 中央児童福祉審議会・特別推薦(1980)
対象年齢 小学校高学年から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 21cm×16cm
ページ数 253
ISBN 978-4-03-720290-3
NDC -
発売日 1979年12月

定価:本体価格 1,400円+税

【偕成社在庫:なし】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

アンネへあてて、それぞれ日記を書き始めたゆう子と母親。ふたりの日記を通して、人間の自由と尊厳をおかすものを鋭く告発する。

著者紹介

松谷みよ子

東京に生まれる。1951年『貝になった子ども』で児童文学者協会新人賞を受賞以来、国際アンデルセン賞優良賞、野間児童文芸賞、赤い鳥文学賞、日本児童文学者協会賞等を受賞。著書には「松谷みよ子の本」(全10巻・研究編1巻)『龍の子太郎』『ちいさいモモちゃん』『死の国からのバトン』など多数がある。2015年逝去。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

コトッ、コトッと音がして「ナイ、イナイ、ドコニモイナイ…」二、三歳の幼い子が腰かける小さな木の椅子が、歩いてくるのです。「ナイ、イナイ、ドコニモイナイ…」たまらなくなって声をかけました。「どうしたの、誰がいないの? 誰をさがしているの?」
いま思えば、この小さな椅子の出現こそがその後の<直樹とゆう子の物語>のはじまりでした。椅子への問いかけ、カーテンを一枚一枚あげていくように未知の世界に踏み込んでいく。小さな椅子は私が求めたのではないのに、異界から歩み出て、私と原爆を出会わせてくれました。それが『ふたりのイーダ』という作品になりました。
『私のアンネ=フランク』もそうでした。トランプのカードが配られてくるように、つぎつぎとなにかが掌に渡されるのです。青森に残る鬼の目玉の話。ジュリーという歌手の腕につけられたハーケンクロイツなど、など。そしてある日、「アウシュビッツへ行きませんか」という友人からの電話。飛行機に飛び乗った私はアンネの日記を読みふけり、もしアンネが生きていたら私と同じ世代であり、私の娘はアンネが日記をつけはじめた同じ歳だとようやく気がついたのです。
そしてアウシュビッツの地獄をまざまざとこの目でたしかめ、アンネのかくれ家に立ち、帰途、霧のために立ち往生したロンドン空港のすり切れたじゅうたんに、避難民のように座り込んだとき、「書かなくっちゃ、書きたい」と思ったのです。偕成社の相原編集部長(当時)に手紙を書きました。「アウシュビッツを書こうなどと思ってもいなかったのに、アンネを知らない十三歳のゆう子と、アンネと同じ歳のお母さんからの手紙のかたちで『私のアンネ=フランク』が書きたくなりました…」
画家の司さんはゲラをパリで読み、アウシュビッツへ飛んでくれました。「ゴムまりが弾むようなゆう子の日々は、私たちの休憩室です。」読者からそんな便りもありました。読んでいただけたらと願っています。(松谷みよ子)

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