13歳の誕生日に母から「アンネの日記」をもらったゆう子は、アンネにあてた日記を書き始めます。そして、兄の直樹、母の蕗子も、それぞれのアンネへの想いをつづり……。読みつがれる名作「直樹とゆう子の物語」シリーズ。
東京に生まれる。1951年『貝になった子ども』で児童文学者協会新人賞を受賞以来、国際アンデルセン賞優良賞、野間児童文芸賞、赤い鳥文学賞、日本児童文学者協会賞等を受賞。著書には「松谷みよ子の本」(全10巻・研究編1巻)『龍の子太郎』『ちいさいモモちゃん』『死の国からのバトン』など多数がある。2015年逝去。