





海べにある岩場や潮だまり、川が流れこむところに広がる干潟、岸近くの海の底にある藻場では、カニやイソギンチャク、ヒトデなどの生きものが見つかります。見つけると、つかまえたくなります。でも、つかまえるのは意外にむずかしいもの。たとえつかまえても、うっかりすると、海の生きものはすぐに死んでしまいます。飼いにくい生きものは持ちかえらないでくださいね。つれて帰るときにも注意が必要です。うまく持ちかえったら、その生きものに向いた方法で飼ってみましょう。飼って観察してみると、生きもののことがいろいろとわかります。この本を読むと、身近な海の生きものの見つけかた、つかまえかた、持ちかえりかた、飼いかた、観察のポイント、飼えなくなったときの放しかたなどが、ひと目でわかります。
神奈川県生まれ。生きものカメラマン。生きもの好きの子どもたちに向けた写真絵本をつくるのがおもな仕事。おもな著書に『絵本であそぼ! いきものさがし3 にわのかいじゅうファイル』『嫌われ者たちのララバイ カエル』など。