定価(本体価格) | 1,200円+税 |
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偕成社在庫 | あり |
対象年齢 | 小学校中学年から |
ジャンル | 絵本 > 障がい者を理解する絵本 |
サイズ(判型) | 22cm×16cm |
ページ数 | 40ページ |
ISBN | 978-4-03-528470-3 |
NDC | 726 |
発売日 | 2015年1月 |
8歳のときに、アスペルガー症候群と告知を受けた著者が、「アスペルガーの心」(1)(2)では、自らを客観的にとらえ、アスペルガー症候群がどういったものかを明解に描きだした。それはみごとな自己分析だった。3巻目は、著者が敬愛する先生、らぶちゃんのことを、愛情たっぷりに表現したユニークな絵本。らぶちゃんは、どこかヘンだけれども、そのヘンなまま、まるごと愛しているといった熱烈なラブコール。これは著者が中学生のときの作品だが、前回の自己分析から、他者である「らぶちゃんのまんま」の姿を見つめ、受けとめるといった他者理解へと育っている。それはだれにとっても新しいつながりの可能性を感じることができるメッセージをもっているでしょう。
受賞歴:
こんな先生が近所にいたらいいな。らぶちゃん先生に、きっと会いたくなります。自閉症スペクトラムしょうがいのひとつ、アスペルガー症候群は、やっぱり「しょうがい」ではなく、「個性」なのだと思います。