人々は大昔から星の美しさに魅了され、さまざまな物語を生み出してきました。これは星の文人とよばれた巨匠、野尻抱影による星の伝説に、美しい写真とイラストを加えた作品です。ギリシャ、日本、中国など世界各地に伝わる星座のお話を季節ごとに各9編収録。それぞれの星座の見つけ方なども掲載しています。 ※『星と伝説』(偕成社・刊)を底本としています。
1885年神奈川県に生まれる。早稲田大学英文科卒業。東西諸民族の星の研究家として有名。『星座の話』『天体と宇宙』など、児童向け図書も多数ある。1977年10月没。
東京生まれ。写真家。少年のころ、アポロ11号の宇宙中継を見て、宇宙に興味を持つ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、出版社を経て、カメラマンに。著書に『オリオン』『スプーンぼしとおっぱいぼし』『オーロラ』『天空』『星座・星雲・星団ガイドブック』『都会で星空ウォッチング』『星と宇宙のふしぎ109』など。1983年、日本写真家協会大賞受賞。1995年、日本絵本賞受賞。