地面に穴があくほど、大きくて重い鼻のムシャノコウジガワさん。その鼻をめぐって町の人びとが繰り広げるナンセンスコメディー。
1955年大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。童話作家・翻訳家。在学中に第一回星新一ショートショートコンテストに入選。「ハリネズミのプルプル」シリーズで赤い鳥文学賞受賞。『だれか、そいつをつかまえろ!』で日本絵本賞翻訳絵本賞受賞。童話に『うっかりウサギのう~んと長かった一日』、『へびのしっぽ』、翻訳絵本に『コモドっ!』「トゥートとパドル」シリーズなどがある。
1956年山形県生まれ。『ルフランルフラン』により日本絵本賞を、『たいようオルガン』によりJBBY賞を受賞するほか、ボローニャ国際児童図書展特別賞、小学館児童出版文化賞、講談社出版文化賞絵本賞など受賞多数。2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。主な絵本に『バスにのって』『スースーとネルネル』『はっぴぃさん』『きょうというひ』『えほんのこども』『うちゅうたまご』『モケモケ』などがあり、その他に作品集『metaめた』、マンガ『ホソミチくん』なども刊行している。