定価(本体価格) | 1,200円+税 |
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偕成社在庫 | あり |
対象年齢 | 小学校高学年から |
ジャンル | 絵本 > 障がい者を理解する絵本 |
サイズ(判型) | 22cm×16cm |
ページ数 | 48ページ |
ISBN | 978-4-03-417140-0 |
NDC | 726 |
発売日 | 2017年6月 |
ダウン症のアイちゃんとそのクラスの学校生活を追ったドキュメンタリー写真絵本の3作目。『アイちゃんのいる教室』『アイちゃんのいる教室3年1組』に続き、6年生卒業までのクラスを描く。上学年になってアイちゃんはできないことや授業についていけない場面も増えてきた。学芸会の合唱のテーマの合い言葉が「みんな輝け! にじ色に」と決まったときのかずま君の「にじはほんとうは円なのにぼくらにはいつも半分しか見えない。かくれている残りの半分はいじめや悪口かもしれない」という発言をきっかけにクラスはいじめについて、また「にじ色って何だろう」と考える。話し合いを続けていくうち、みんなの気持ちは少しずつ深まっていく。卒業を前に聞いたクラス全員36人のインタビューの子どもたちの言葉は圧巻! 6年間に及ぶ取材のたまものです。
受賞歴:
このクラスの子どもたちが大きくなる社会。霞のかかった未来に、光を見た気がしました。
アイちゃんがクラスの友だちに与えた影響は、大人に必要な事ばかり。自分本位、自己中心の人が多い中、太白小6年1組の生徒さん達はとても良い成長をしたと感じました。それぞれを認め合う事は難しいのですが、アイちゃんと一緒に過ごし、補い合う事が普通に出来る様になった皆さんは素晴らしいです。(56歳)