



30周年をむかえた人気シリーズの24作目。今回は、「商店街ばくだん事件」、「ぴょんぴょん時計」、そして「市民ホールれんぞくスリ事件」の3編です。
「商店街ばくだん事件」では、探偵の仕事がないからと、ミルキーがアルバイトの面接にむかった商店街で、ばくだんさわぎがおこります。「ぴょんぴょん時計」では、公園のお祭りで、会場のみんなの時計にいたずらした犯人を推理。「市民ホールれんぞくスリ事件」では、マジックショーの暗やみで連続スリ事件が。読者のみなさんは、ミルキーより先にトリックを見やぶれるでしょうか?
文章をよく読んで、絵をすみずみまで見て、いっしょに推理してみてください。
<目次>
「商店街ばくだん事件」
「ぴょんぴょん時計」
「市民ホールれんぞくスリ事件」
1970年神奈川県に生まれる。日本児童出版美術家連盟会員。主な挿絵の仕事に「たからしげるのフカシギ・スクール」シリーズ、「へんしん ライブラリー」シリーズ、「斉藤孝のガツンと一発」シリーズなど。『もしかしたら名探偵』ほか「ミルキー杉山のあなたも名探偵」シリーズで杉山亮とコンビを組んでいる。
タイトルのとおり、読者のみなさんのおかげで、シリーズ30周年をむかえました。
そんな記念すべきこの巻で、とっても魅力的な、新しいどろぼうが登場します。ムッシュやミス・ラビットにつづく、ミルキーのライバルになりそうな予感……。今後の活躍が楽しみです。