

先天性四肢欠損という障害を負って生まれたさっちゃん。傷つきながらも右手の指がないという障害を受けいれ、力強く歩き始める。
1975年8月に60家族の親達が集まって設立。先天異常と子供達の問題を広く社会に語りかけようと、シンポジウム、講演会、写真展などを開催。現在会員は全国に1000家族余り。
1946年横浜に生まれる。明治学院大学法学部卒業。左手指欠損の障害を持つ。
さっちゃんははきはきしたいい子です。けんかのできる子供は自分の運命を切り開いていけるんですね。きょうだいが生まれてそのことをせんせいにも祝福されてじぶんが大切に思われていることを知りました。
このように生きていけるといいです、私たちも。(愛読者はがきより)
私もさっちゃんと同じように右手の指がなく生まれてきました。でも、結婚し双子の娘たちが誕生。娘たちは43歳。2人とも2人の男の子を産みました。4人の孫たちは、なんでもできる私のことを”スーパーバアチャン”と呼んでいます。全国のさっちゃんたち、障害に負けず明るく生きてね!応援しています!(読者の方より)
おとうさんがてをまほうのて、ていったからおかあさんになれるじしんをもった。おともだちがあやまってくれたからうれしいなとおもった。さっちゃんはすごいとおもった。(7歳)
子どものまっすぐな視線、質問に正面から向き合える人になりたいと思いました。小学校に入学する前のこの時期に(いろいろなことを理解しようとするまたはできる時期に)出会えてよかった1冊でした。(6歳・ご家族の方より)
図書館で娘のねかしつけの本を探していたところ、目に止まり、借りて読みました。最初によみおわったとき、涙が出て、愛にあふれるお話に感動しました。娘も「おかあさん2人でしたらいいのにねー。」「あきらくんやさしいねー。」など幼いなりに理解している様子で、購入して毎晩読んでおります。(3歳・お母さまより)