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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

もぐらくんの絵本②

もぐらくんとテレビ

対象年齢 5歳から
ジャンル 絵本 > 外国の絵本
サイズ(判型) 22cm×19cm
ページ数 48
ISBN 978-4-03-313620-2
NDC 989
発売日 2011年1月

定価:本体価格 1,000円+税

【偕成社在庫:なし】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

テレビを初めて見たもぐらくんと森の仲間たち。この魔法の箱にすっかり夢中になりすぎたみんなを、もぐらくんが助ける。チェコのお話。

著者紹介

ハナ・ドスコチロヴァー

1936年生まれ。子どもたちのための本を書いて40年以上になる。作品には、異文化理解のために世界各地のことわざをベースにしたおとぎ話のシリーズや、人と動物との深い関係を描いたものなどがある。「もぐらくん」についてはアニメーションのシナリオとともに、絵本『もぐらくんとみどりのほし』など、文章も何作か手がけている。

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ズデネック・ミレル

1921年、チェコのクラドノ生まれ。プラハの美術工芸大学に入学するが、戦争のために学業を中断し、ズリーンのアニメーションスタジオで働き始める。アニメーションのシナリオ、美術、監督を手がける一方、絵本作家としても活躍。「もぐらくん」のキャラクターの生みの親として知られ、絵本は「もぐらくんの絵本」シリーズ、「しりたがりやのこいぬ」シリーズ、『ゆかいなきかんしゃ』など多数。2010年9月、ドイツの(ケムニッツにおいて開催された)「第15回シリンゲル子どもと青少年のための国際映画祭」で、これまでの業績に対して栄誉賞を受賞する。2011年逝去。

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木村有子

東京生まれ。1970年から3年間プラハに住み、現地の小学校に通う。1984年から2年間プラハのカレル大学へ留学。その後ドイツに4年間滞在。現在はチェコの絵本や映画の字幕の翻訳、通訳等の仕事を通して、チェコの文化を日本に紹介している。訳書に「もぐらくんの絵本」シリーズ、『おとぎばなしをしましょう』、『ゆかいなきかんしゃ』『ありさん あいたたた…』、『ちびとらちゃん』、字幕翻訳にイジー・トルンカの「真夏の夜の夢」「チェコの古代伝説」などがある。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

もぐらくんが、うさぎくんやねずみくんたちと暮らす平和な森に、ある日かたつむりくんが、変わった箱を持ち込んだことで、森の暮らしはすっかり変わってしまいました。
その箱とは、もぐらくんが初めて見る”テレビ”というものだったのです。テレビにスイッチを入れたかたつむりくんのそばで、もぐらくんは目を丸くしました。テレビという箱の中では、本物そっくりの鳥や魚が競争したり歌ったりしています。まるで、魔法のようでした。
やがて森の仲間もテレビのまわりに集まってくると、面白くて離れられなくなります。夜になっても、誰も帰ろうとしません。朝まで眠らずにテレビを見て、暑い日も雨が降る日も、もぐらくんが遊びに誘っても、みんなはテレビに夢中です。
「さむくなれば、みんなのきもちも、きっとかわるよね。」
もぐらくんは思いましたが、みんなはテレビの前から全く動こうとしませんでした。
再び春が来てもぐらくんが目を覚ますと、仲間がいばらの枝に、がんじがらめになっていました! すぐに仲間を助け出したもぐらくん。そして、全員にあるものをプレゼントしてくれました!
春には散歩に出てたんぽぽを数え、夏には池で水遊び。秋のきのこ狩りを楽しんだりスキーをしたり。もぐらくんの1年は、自然を身近に感じるチェコ人の暮らしを彷彿とさせます。もっと体と心で季節を感じましょう、というメッセージが伝わってきます。ミレルさんが丹念に描いた草花や森の絵もきれいですが、動物たちがいばらにからまれた場面にも思わずくくっと笑ってしまいます。予想のつかないユーモアたっぷりのストーリー展開で、最後まで一気に読ませてくれます。
ぜひごらんください! (木村有子)

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