秋、もぐらくんとシジュウカラは、落ちてきたプルーンでジャムとお菓子を作ります。人気者もぐらくんの小型ボードブック。
1936年生まれ。子どもたちのための本を書いて40年以上になる。作品には、異文化理解のために世界各地のことわざをベースにしたおとぎ話のシリーズや、人と動物との深い関係を描いたものなどがある。「もぐらくん」についてはアニメーションのシナリオとともに、絵本『もぐらくんとみどりのほし』など、文章も何作か手がけている。
1921年、チェコのクラドノ生まれ。プラハの美術工芸大学に入学するが、戦争のために学業を中断し、ズリーンのアニメーションスタジオで働き始める。アニメーションのシナリオ、美術、監督を手がける一方、絵本作家としても活躍。「もぐらくん」のキャラクターの生みの親として知られ、絵本は「もぐらくんの絵本」シリーズ、「しりたがりやのこいぬ」シリーズ、『ゆかいなきかんしゃ』など多数。2010年9月、ドイツの(ケムニッツにおいて開催された)「第15回シリンゲル子どもと青少年のための国際映画祭」で、これまでの業績に対して栄誉賞を受賞する。2011年逝去。
東京生まれ。1970年から3年間プラハに住み、現地の小学校に通う。1984年から2年間プラハのカレル大学へ留学。その後ドイツに4年間滞在。現在はチェコの絵本や映画の字幕の翻訳、通訳等の仕事を通して、チェコの文化を日本に紹介している。訳書に「もぐらくんの絵本」シリーズ、『おとぎばなしをしましょう』、『ゆかいなきかんしゃ』『ありさん あいたたた…』、『ちびとらちゃん』、字幕翻訳にイジー・トルンカの「真夏の夜の夢」「チェコの古代伝説」などがある。