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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

はっぴぃさん

はっぴぃさん

はっぴぃさん

荒井良二  作・絵

定価(本体価格) 1,300円+税
偕成社在庫 あり
対象年齢 5歳から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 23cm×25cm
ページ数 32ページ
ISBN 978-4-03-331280-4
NDC 726
発売日 2003年9月

内容紹介

願いをきいてくれるはっぴぃさんに、会いに出かけた男の子と女の子。何かを願うことへの作者の思いが静かに伝わってくる絵本。

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2003)
  • 日本図書館協会選定図書(2003)

著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

僕の新しい絵本ができました。タイトルは『はっぴぃさん』。こわれた町に住む、ぼくとわたしが、願いを 聞いてくれるという “はっぴぃさん”に会いに行くお話。
でもね、まだ誰もはっぴぃさんには会ったことがないんです。ぼくはぼくの願い事があって、わたしはわたしの願い事があって、山の上の大きな石を目指してふたりは歩きます。はっぴぃさんは、ときどきその石の上にあらわれるんだそうです。
ぼくは、すこしのんびりや。わたしは、すこしあわてんぼう。こわれた町のぼくとわたしのたくさんの願い。はっぴぃさんに届くといいですね。
願い事って素敵だなあって思います。日々の小さな願い事から、大きな野望のような願い事まで、いろんな人のいろんな願い事があります。もちろん全てが叶う わけではないのですが、それが叶うか叶わないではなく、その願い事を持つことによって、今の自分、これからの自分を見つめることができるように思います。 もちろん叶えば良いのですがね。

ちっぽけな願い事っていいなあと思います。そういう願いを持つ人は、きっと他の誰かのことも思いやることができるんじゃないかなあ。
僕もちっぽけな願い事を持って、はっぴぃさんに会いに行こう! 絵本の中のぼくとわたしのように。
はっぴぃさん、はっぴぃさん、ぼくらの願いをどうぞ聞いて下さい、はっぴぃさん!

荒井良二

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