
9月に刊行した、26巻目の『ミャンマー』。
スミンミャのインレー湖のくらしを紹介しています。
湖の上に立つ家でのくらし、水とともにある生活……などなど見どころ満載なのですが、
わたしがいちばん気になっていたのは、スミンミャが毎日食べているおいしそうなごはんです!
本のなかでは、こんな感じで紹介しています。
豆をけっこう使うんですねー、とか、お茶の葉ってどういう味なんでしょう?とか
そんな話を著者の森枝卓士さんにしていたら、
「早稲田で食べられますよ」「そんな近くで!」
ということになり、さっそく行ってきました!
お伺いしたのは、早稲田通り沿いにある、「タンヨージン」という、
陽気なマリップさんご夫妻がやっているお店です。
さっそく、いただきます!
まずは、「世界のともだち」のなかでも紹介されていたこのへんを…
出てきました!
ひよこ豆で作ったお豆腐をカリッと揚げたもの。
やわらかい…ふわふわです。 そしてこれも!
お茶の葉を食べるなんて、そんな発想はなかった!と おどろいた一品です。
ほどよい発酵ぐあいで、ピーナツの香ばしさも効いていて、やみつきになりそうな味。
(なんとなく、高菜のお漬け物を連想しました)
スーパーに並んでいたら、たぶん買います。
そのほかにも、牛の肺を炒めたもの(臓物好きにはたまらない感じ)や
ミャンマー風サモサ(インドのサモサより、生地がさくさく軽く、いくらでも食べられそうでした)
などなどをいただき、ふー、満腹、というところで、森枝さんがひとこと。
「あの麺を食べないと!」
その「あの麺」とは…スミンミャがお寺にお参りに行ったときに
食べていた麺。先ほど揚がって出てきたひよこ豆のお豆腐がやわらかいまま
麺の上にのっていて、麺にからめつつ食べる、というもの。
おいしそうなんだけど、いったいどんなの?と思っていた麺です。
というわけで、さっそく出してもらいました。
おお!本とほぼ同じ!そしてすごくおいしい!
(うまく文章に表せないおいしさなので、おいしい、ということだけお伝えします)
森枝さんは、この麺だけのお店を出すべきだ、と力説していました。
わたしも、その店に通いたいです。
店主のマリップさんは、日本で生まれ育った2世の子どもたちのために
ミャンマー語やミャンマーの歴史を教える活動もされているそうです。
そういうときにこの本はぴったりだね!と
「世界のともだち ミャンマー」もよろこんでいただけました!
(左から、著者の森枝卓士さん、マリップさんご夫妻)
初体験のミャンマー料理、ひよこ豆とピーナツは偉大だな…と
思いながら帰ってきました。またすぐ食べたいです。
みなさんもぜひどうぞ!
(編集部 秋重)
今回伺ったお店は…
タンヨージン
東京都新宿区西早稲田2-18-25 横川ビル 1F
(高田馬場駅、早稲田駅からそれぞれ歩いて5分くらいです)
TEL:03-6380-3644
日曜日がお休みです。
世界のともだち㉖『ミャンマー 湖の上でくらすスミンミャ』の詳細はこちらです。