ドイツ生まれの名作児童文学『大どろぼうホッツェンプロッツ』(オトフリート・プロイスラー 作/中村浩三 訳)が日本語に翻訳されて2026年で60周年を迎えました。これを記念して、限定デザインの特装カバーつき書籍を発売します。10月上旬から全国の一部書店にてお買い求めいただけます。

特装カバー版(左上)と通常版(右下)
◎黒と金を基調にした、シンプルでクラシカルなデザイン
◎穴あきのしかけからホッツェンプロッツがあやしげにのぞきます
◎カバー袖にはプラムケーキのレシピつき
作中に登場するドイツの伝統菓子。少年カスパールとゼッペルの日曜日のお楽しみとして描かれます。甘酸っぱいすももをたっぷり使ったケーキに、砂糖を入れない生クリームをそえるのがドイツ風です。
日曜に、おばあさんのうちでは、プラム入りのケーキをつくることになっているのです。あわだてた、なまクリームをかけたプラムケーキ!
カスパールとゼッペルは、もう一週間もまえから、たのしみにしているのです。
「ねえ、きみ!」と、カスパールはいいました。「ぼく、コンスタンチノープルの皇帝になりたいんだ。」
「どうして?」と、ゼッペルがききました。
「だって、そうなったら、毎日、なまクリームをかけたプラムケーキがたべられるもの。」
(本文18、19ページより)

すももの旬は6〜8月。ぜひ物語といっしょに味わってみてください!
おばあさんの大切なコーヒーひきが大どろぼうホッツェンプロッツに盗まれた! 大どろぼうをつかまえるため、少年たちの大活躍がはじまります。
ちょっととぼけた登場人物たちとスリル満点の冒険劇。その絶妙なバランスがすばらしい名作。大人になって読み返しても、夢中になってしまうおもしろさは色あせません。「少し長めの物語に挑戦したい」という小学校中学年ごろからおすすめ!
『大どろぼうホッツェンプロッツ』『大どろぼうホッツェンプロッツ ふたたびあらわる』『大どろぼうホッツェンプロッツ みたびあらわる』の3部作。また、迷路やぬり絵、まちがい探しなどを収録した『大どろぼうホッツェンプロッツ おたからゲームブック』があります。
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