おばあさんの大切なコーヒーひきが、大どろぼうホッツェンプロッツに盗まれてしまいました。大魔法使いツワッケルマンや妖精も登場して、少年カスパールとゼッペルの大活躍がはじまります。
1923年ボヘミア(現在のチェコの北西部)生まれ。第二次大戦後ドイツ南部に移り、小学校教師・校長を務める。’70より執筆に専念し、全業績に対し国際アンデルセン賞作家賞推薦を受ける。代表作に《大どろぼうホッツェンプロッツ》シリーズ、『クラバート』などがある。2013年逝去。
1917年島根県に生まれる。早稲田大学文学部ドイツ文学科卒業。ドイツのボン大学に留学。早稲田大学名誉教授。『大どろぼうホッツェンプロッツ』『先生は魔法つかい?』『クラバート』など多数の訳書がある。
「大どろぼうホッツェンプロッツ」の作者が亡くなったという新聞記事を見て,ご存命だったことを恥ずかしながら知りました。小学生の頃,ホッツェンプロッツシリーズや「小さい魔女」が好きで,何度も読みました。ホッツェンプロッツシリーズは,少年たちの活躍にわくわくしました。小さい魔女は,他の魔女と違っていることを恐れず,いきいきと自分のやり方を楽しむ魔女に親しみを感じました。こんなに好きな作品なら,一度でもファンレターを送るべきだったなあ…と後悔しています。(30代)
ツワッケルマンがまほうのチョークをつかったところのアイデアがさすがだと思いました。「できるだけばかのように」がおもしろくて、いいアイデアだと思いました。(8歳)
この本は三冊あって、どれもとてもおもしろいです。どのものがたりも楽しくておもしろくて、読むたびにおもしろく、たっせいかんのあるものがたりです。なんども、「おもしろい」といっていますが本当です。(9歳)
カスパールのあたまのよさとかゼッペルのちょっとおバカなところとかすごく楽しい本だなぁとおもいました! でもわたしはこの2人よりおばあさんが好きです! 最初の999数えたらきぜつしたのがなんかかわいいなぁと思いました。(10歳)
カスパールとゼッペルが大どろぼうがぬすんだコーヒーひきをとりかえすためにいろいろなくふうをするところがおもしろかった。次のやつも読んでみたいです。(9歳)