2023年8月27日(日)放送のNHK日曜美術館の特集「故郷は遠きにありて〜絵本画家 八島太郎〜 」で、『からすたろう』(八島太郎 作)が紹介されました。
『からすたろう』は、アメリカに移住した八島太郎が、1950年代に”The Crow Boy”として出版し、全米で最も権威ある児童書賞・コールデコット賞の次席を受賞した絵本。日本では1979年に翻訳出版されました。
先生を怖がってなにひとつ覚えることができず、クラスの誰とも友だちになれない「ちび」。
ちびは、一人の時間を工夫して、人知れず独自の世界を築きます。6年生のとき、新しく担任になった先生は、彼のすぐれた才能にすぐに気づきます。そして、彼に学芸会であることを披露させたのです。
番組では、鹿児島出身の八島太郎の人生や故郷への思いを追いながら、本作の出版経緯や、内容についても詳しく紹介されました。
Kaisei webでも本書と八島太郎について、詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/s/osusume/osm210823/