学校では何ひとつ覚えられず、みんなに無視されていた少年からすたろうには、かくされた才能がありました。教育とは何かを問う。
受賞歴:
1年前の3月、6年生のおはなし会で、自分が読む担当となり、初めて読みました。練習のため、自宅で声を出して読みながら、涙で声が出なくなったこと、思い出します。この本のメッセージを伝えたい!1人でも、真剣に受けとめてくれる子がいたら…と思いながらも、反面、自分の思いではなく、素直に”からすたろう”という本そのままを伝えられるように意識して、練習しています。今年もまた、3月に6年生のために。(44歳)
コロナ禍で二人の孫と家に居ることが多い日々、中日新聞の書評を読んで求めました。毎日本を取っていますが、イマイチ本を見てくれません。子供が興味を持つのは①ストーリー②絵③言葉使いなどですが、総合的に見てこの絵本は私にとってはどれも素敵でした。(6歳と3歳・男の子のお祖母さま)
絵も内容もとてもすばらしく感動しました。いそべ先生との出会いでどんどん輝いていくからすたろうくん。がくげいかいでの発表には胸がいっぱいになりました。ちゃんと見てくれる人が1人いれば大丈夫!今の時代にとても大事な本と思いました。(70代)
心を激しく揺さぶられました。主人公のつらさ、素晴らしさ。先生の素晴らしさ。クラスメートのさいご素晴らしさ。ハッピーエンドとは別の温かさがじわじわきて毎日読んでしまいます。絵も古風であり、今風でもあり、心に響く、見たことのないような絵です。出会えて良かった一番好きな絵本です。子や孫にプレゼントしたいです。(60代)