第11回 箕面・世界子どもの本アカデミー賞の絵本賞に、『ほげちゃん』(やぎたみこ 作)が選ばれました!
子どもの読書意欲の向上と、読書活動の推進をめざし、平成22年に設立された同賞。「子どもが本当に支持している本を子ども自身が選ぶ」という、全国でもたいへん珍しい賞です。今回は「絵本賞」「作品賞」「主演賞」「ヤングアダルト賞」の4部門で、計23のノミネート作品の中から、各部門の受賞作が選ばれました。
絵本賞は、市内の市立・私立小学校の1・2年生が投票を行い、ぬいぐるみのほげちゃんが大あばれするユニークな本作が、みごと受賞となりました。「ほげちゃん」シリーズは、多くの絵本を手がけるやぎたみこさんの代表作です。
なお、ほかに偕成社の作品では、絵本賞に『よかったね ネッドくん』(レミー・シャーリップ 作/やぎたみこ 訳)、作品賞に『チビ竜と魔法の実』(富安陽子 作/大庭賢哉 絵)、主演賞に『二ノ丸くんが調査中』(石川宏千花 作/うぐいす祥子 絵)がノミネートされていました。