チリ発の絵本『いっぽんのせんとマヌエル』(8月下旬発売予定)の刊行を記念して、著者マリア・ホセ・フェラーダさんと、画家パトリシオ・メナさんが、9月3日から1週間、絵本のプロモーションのため来日されます。
この絵本は、著者のマリアさんが、「線」が好きな自閉症の男の子マヌエルくんと知り合ったことによって生まれた絵本です。日本版には、文字やお話の内容の理解の助けとなる「ピクトグラム(言葉を絵で表現した絵文字)」がついています。
ピクトグラム付きチリの絵本は日本で初めてです。絵本のイラストを描かれたパトリシオさんご自身による「ピクトグラム」は、大変ユニークなものです。このピクトグラムを監修してくださった藤澤和子先生をお迎えしての3人のトークショー、また野口武悟先生も加わっての、さらなるトークショーを開催します。ぜひ絵本とピクトグラムについて、興味をもっていただける機会になれば幸いです。
著者のマリアさんが、この絵本を作ることになったきっかけとなった、自閉症の男の子マヌエルとそのお母さんとの出会い。画家のパトリシオさんとともに、このシンプルな絵本を作り上げるまでのこと、そして、ピクトグラムという、言葉を絵で表現した絵文字を絵本につけた意味などについて語っていただきます。ピクトグラムの監修者で、言語・コミュニケーション障害学専門の藤澤先生と、図書館情報学専門の野口先生も交えて「すべての子どもたちに読書の喜びを」について考え、絵本の可能性を探ります
【日時】9月9日(土)13:00〜15:00
【場所】神保町 専修大学 7号館(大学院棟)731教室にて
【登壇者】マリア・ホセ・フェラーダ(『いっぽんのせんとマヌエル』著者)、パトリシオ・メナ(『いっぽんのせんとマヌエル』画家)、藤澤和子先生(大和大学保険医療学部教授)、野口武悟先生(専修大学文学部教授)
【申し込み方法】偕成社ホームページの「お問い合わせフォーム」より、「そのほか」をご選択いただき、タイトルに『シンポジウム「ピクトグラムと絵本の可能性」申し込み』とご記入いただき、お名前と、ご連絡先をそえて、お申し込みください。
【日時】9月5日(火)19:00〜21:00
【場所】神保町 ブックハウスカフェ
【登壇者】マリア・ホセ・フェラーダ(『いっぽんのせんとマヌエル』著者)、パトリシオ・メナ(『いっぽんのせんとマヌエル』画家)
【申し込み方法・お問い合わせ】
ブックハウスカフェ 〒101-0051 東京都 千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F(Tel 03-6261-6177/book@bookhousecafe.jp)
【日時】9月8日(金)18:00〜20:00
【場所】銀座 教文館 ナルニア国
【登壇者】マリア・ホセ・フェラーダ(『いっぽんのせんとマヌエル』著者)、パトリシオ・メナ(『いっぽんのせんとマヌエル』画家)、藤澤和子先生(大和大学保健医療学部教授)
【申し込み方法・お問い合わせ】
教文館 ナルニア国 〒104-0061 東京都中央区銀座4-5-1(Tel 03-3563-0730/narnia@kyobunkwan.co.jp)