





定価(本体価格) | 1,600円+税 |
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偕成社在庫 | あり |
対象年齢 | 中学生から |
ジャンル | 読み物 > 伝記・ノンフィクション |
サイズ(判型) | 20cm×14cm |
ページ数 | 151ページ |
ISBN | 978-4-03-808260-3 |
NDC | 916 |
発売日 | 2018年3月 |
物語絵本、科学、天体、社会関係の知識絵本、紙芝居など多岐にわたり600作以上の作品がある絵本作家・かこさとし氏の、小学校卒業時の絵日記。
かこさとし氏は1926年生まれ。小学校卒業時の1938年、時代が戦時色につつまれてくるキナ臭い状況のなか、小学生時代の生き生きとした思い出がつづられている。小学生時代をまとめるよう担任からいわれ、みんなは数枚の作文を書いていたが、原稿用紙を何十枚も使って書いた氏の日記には挿絵もたくさんあり、本のようにきれいに綴じられている力作で、後の絵本作家を予見するようなオリジナリティにあふれている。あわせて当時のエピソードを聞き書きしたものを加えてまとめた、絵日記再録。
受賞歴:
絵本作家かこさとしの源流を見つけた!
NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中でかこさんがサインをなさっていたのが、この本でした。読みたい!と思い、早速購入。大人になってからではなく、小学校卒業時のものとして、とても貴重だと思います。真面目なのですが、ユーモアもあり、いたずらも失敗もある…かこさんらしいなあと感じました。(66歳)
昔、自分の子供の読みものとして「だるまちゃん」など買いましたが、その作者の方の「小学校時代の絵日記」ということで興味を持って買い求めました。十年ほどの年の差がありますが、時代の空気は共通するものがあり、面白く拝見しました。作者の父君も堅実な家庭人として生きられた姿に感銘しました。戦争のないことを願っています。(83歳)
何かの記事で読んでいてふと本屋でみかけて、あ、これだとすぐ買いました。かこさとしさんのお父さまのやさしい心が今まで保存されることにつながったのだと思いました。かこさん六年生の才能におどろくばかり。なんといっても紙質、文字の字体の使い分け、大きさ、すべて気に入りました。ありがとう!!(読者の方より)