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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

あの花火は消えない

あの花火は消えない

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あの花火は消えない

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2015)
  • 産経児童出版文化賞・フジテレビ賞(2016)
  • 日本図書館協会選定図書(2016)
対象年齢 小学校高学年から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 20cm×14cm
ページ数 142
ISBN 978-4-03-727190-9
NDC 913
発売日 2015年10月

定価:本体価格 1,200円+税

【偕成社在庫:わずか】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

母親の長期入院のため、小学5年生の原口透子は、若狭湾の小さな町で日用品店を営んでいる祖父母と暮らすことになった。そこのはなれに「ぱんちゃん」とよばれる自閉症の青年が引っ越してくる。彼は絵が得意で、なぜか海の近くの坂道ばかりを描いている。そんなぱんちゃんに興味をいだきはじめる透子。彼女も現実世界に自分の身の置き場をさがしていた。

著者紹介

森島いずみ

秋田県に生まれる。立命館大学文学部卒業。通訳業のかたわら児童文学を書きはじめ、「ニイハオ! ミンミン」で第15回小川未明文学賞優秀賞、『パンプキン・ロード』で第20回小川未明文学賞大賞受賞。

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丹地陽子

三重県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒。イラストレーターとして、書籍・雑誌・広告・webなどで活躍中。絵本作品に『ナイチンゲール』、装画・挿絵の仕事に『闇の左手』「ウェストマーク戦記シリーズ」『マジックアウト』『黒猫の遊歩あるいは美学講義』『サースキの笛がきこえる』など多数。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです
『あの花火は消えない』は、ひとつの夏のあいだの、小さな物語です。
小さな物語なのですが、この物語は、大きな特徴を持っています。
それは、持って生まれたある不自由さのなかで、主人公たちが描きだした物語だということです。
すこし風変わりな女の子と、一本の坂道の絵を描く自閉症の青年が、海辺の小さな町で出会い、共有する時間。夏の光に照らされたその時間のなかで、無我夢中で日々を送り、何かを得て、そして失う物語です。
理解すること。
信じること。
そして、下を向いてしまわないこと。
願わくは、生きづらさを抱えた人の心に、主人公の成長が、ほのかな光を届けてくれますように……。

編集者より

主人公の原口透子は、周囲の人たちとうまく接することができず、自分の居場所をさがし求めています。そんな彼女を見守る人たち、そして、はなれに住む自閉症の青年「ぱんちゃん」、彼らとすごした7年前の夏は、透子にとって、かけがえのないものになりました。

子どもだけでなく大人にも、ぜひ読んでもらいたい作品です。

あの花火は消えない
あの花火は消えない