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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

ジョージと秘密のメリッサ

ジョージと秘密のメリッサ

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ジョージと秘密のメリッサ

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2017)
対象年齢 小学校中学年から
ジャンル 読み物 > 外国の読み物
サイズ(判型) 20cm×14cm
ページ数 222
ISBN 978-4-03-726880-0
NDC 933
発売日 2016年12月

定価:本体価格 1,400円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

紹介記事へ(Kaisei web)

内容紹介

4年生のジョージは見た目は男の子だが、内面は女の子。家族にもいえないけれど、本当は誰かにわかってもらいたい。特にママには。学校の劇で女の子役を希望してみるが、先生は聞き入れてくれない。ふとしたはずみで、親友の女の子ケリーに本当のことを打ち明けると、ケリーはジョージの気持ちを理解し、2回めの公演で役を入れ替わろうという。ジョージはママに気持ちを伝えたい一心で実行する。本番を見事に演じ切ったジョージは、自分を開放する喜びを味わう。かたくなだったママも、ジョージのありのままを受けとめようとしてくれるようになる。

著者紹介

アレックス・ジーノ

1977年アメリカ、ニューヨーク州のスタテン島に生まれる。ペンシルバニア大学卒業。作家。デビュー作『ジョージと秘密のメリッサ』(邦訳 偕成社)は、いろいろな性への理解を助けるすぐれた児童書に贈られるストーンウォール賞、ラムダ文学賞(LGBT児童書/YA部門)などを受賞。主な作品に、“YOU DON’T KNOW everything, JILLY P!” “ALICE AUSTEN LIVED HERE” “GREEN”などがある。

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島村浩子

1965年東京都に生まれる。津田塾大学卒業。翻訳家。訳書に『ペナンブラ氏の24時間書店』『ワニの町へ来たスパイ』『隠れナチを探し出せ』などがある。

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読者のおたより

とてもよい出来ばえの本でした。実は、私自身も、この主人公及び作者の同じでMTFの当事者で、共感できる部分が沢山ありました。本当に、私が子供の頃にこの本が読めたら、どんなによいかと思いました。多くの当事者の方に、(また、家族・関係者等にも)読んでいただけるよう、努めてほしいと願います。(52歳)

トランスジェンダーに対するありがちな誤解をわかりやすく織り込んでいてとても価値のある作品だと思います。シングルマザーや有色の友人など社会的マイノリティーが自然に登場しているので、大人も楽しめる話でした。こんな小説を自分も小さい時に読みたかったなあと思います。(29歳)

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