家族の誕生と老いをみつめる十二歳の少女のみずみずしい日々を、リズミカルな散文詩形式でえがく、あたたかな感動作です。
1945年米国オハイオ州クリーヴランド生まれ。英国とスイスの高校で英語教師として働いた後、作家となる。1995年『めぐりめぐる月』でニューベリー賞、2002年『ルビーの谷』でカーネギー賞を受賞。両方の受賞は著者がはじめて。そのほかの作品に、『あの犬が好き』『赤い鳥を追って』、絵本『みんなのすきな学校』『父さんと釣りにいった日』『ハートビート』などがある。
1949年広島県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。翻訳家・作家。主な訳書に『めぐりめぐる月』『ドラゴン・キーパー』『にぐるまひいて』『エマおばあちゃん』『ハートビート』など。創作絵本に『くまのまうるとおばけもり』『たんていねこはかせ』などがある。