「詩なんて書けない」と思っていたジャックが、すぐれた詩に出会い、書くことで、抱えていた悲しみから解きはなたれていきます。
1945年米国オハイオ州クリーヴランド生まれ。英国とスイスの高校で英語教師として働いた後、作家となる。1995年『めぐりめぐる月』でニューベリー賞、2002年『ルビーの谷』でカーネギー賞を受賞。両方の受賞は著者がはじめて。そのほかの作品に、『あの犬が好き』『赤い鳥を追って』、絵本『みんなのすきな学校』『父さんと釣りにいった日』『ハートビート』などがある。
1954年、岡山県に生まれる。法政大学教授、翻訳家。おもな訳書に『かかし』『のっぽのサラ』『ジャングル・ブック』『宝島』『幽霊の恋人たち』『不思議を売る男』『墓場の少年』『武器よさらば』『バージャック—メソポタミアンブルーの影』『バージャック—アウトローの掟』など多数。