谷崎精二 1890年、東京に生まれる。早稲田大学文学部英文科を卒業。その後、新聞記者生活を経て、早稲田大学教授となる。小説家の谷崎潤一郎は実兄。若いころの創作『地に頬をつけて』『失われた愛』などのほかに、日本で最初にポーの『赤き死の仮面』、ガルシンの『赤い花』などの訳がある。なかでもポーの全集の個人訳で有名。1971年没。 この著者の書籍一覧を見る