ドイツの首都ベルリン。かつては東西に分かれて行き来もできなかったこの街も、いまでは様々な国から人々が移り住むにぎやかな都市となりました。ここに暮らす12歳の男の子、クラースは、自分でなにかを作り出すのが大好き。太陽光電池をつくったり、キックスケーターを修理して使えるようにしたり、工夫を凝らしています。ピカピカになったキックスケーターで生き生きと街を走り抜けるクラースの毎日を紹介します。
将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下ろした、「世界のともだち」シリーズの32巻目。
受賞歴:
ドイツではあまりものを捨てないようで、街角には不用品が置いてあって、誰でも持っていってよいそうです。それをあつめていろいろなものを作り出すクラースの楽しそうな顔をみていると、こちらまでうれしくなります。カメラマンの新井さんがクラースからもらった手作りのおちゃめなプレゼント、ちゃんと本の中に紹介されています。さて、どこにあるでしょう?