南アメリカ中西部にあるアンデス山脈中の町、クスコ。ウリーセスは学校へ通うため、家族とともにこの町でくらしています。夏休みには、標高約3400mの高地のアンデスから、車で2日かけてアマゾンの村、キンビリへむかい、おばあちゃんたちに会いに行きます。村では、木登りしてくだものをとったり、川で思いっきり遊んだり、自然のなかで元気いっぱいに過ごすウリーセス。親せきにかこまれ、にぎやかにクリスマスや、新年をむかえます。
将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下ろした、「世界のともだち」シリーズの16巻目。
1969年東京生まれ。アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校地理学部卒業。大学卒業後は、中米コスタリカの小学校や南米ペルーの大学で語学教師を勤める。そのご、ペルーのクスコを拠点に、先住民の文化や祭りを撮影し紹介する。著書に『アンデス、祭りめぐり』『アンデス奇祭紀行』『世界遺産の町クスコで暮らす』『アンデスの祭り』がある。アマゾンの森林保護活動や、自然や文化をテーマにしたテレビ番組のコーディネーターとしても、南米やアメリカで取材活動をする。