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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

完司さんの戦争

完司さんの戦争

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完司さんの戦争

文: 越智典子

絵: コルシカ

対象年齢 小学校高学年から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 22cm×16cm
ページ数 199ページ
ISBN 978-4-03-645110-4
NDC 916
発売日 2020年7月

定価:本体価格 1,600円+税

【偕成社在庫:あり】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

1922年に新潟で生まれた完司少年は、外国へのあこがれから満州で働くことを選びます。しかし、楽しかった満州でのくらしは、召集令状によって終わりをつげました。釜山から出発し、戦地であるグアムへ行くことになったのです。到着直後の攻撃で左足を失ったあと、米軍の上陸により、完司さんはジャングルの中でひとり生きていかなければなりませんでした。
食料をなんとかして手に入れ、切りっぱなしの足を川や海で洗い、這いずるようにして移動する生活がはじまりました。持ち前のポジティブさと聡明さを生かし、ジャングルの中で生き抜いていく姿は、まるで冒険記のようです。

そんなサバイバル生活やその後の捕虜生活のことを、楽しかったこともあったと、ひょうひょうと語る完司さん。でも、戦争に行って帰ってくるまでの時間は自分にとって「この世にない時代」だったといい、最後にふと、こうもらします。
「戦争は、あの若い、いちばんいい時期を奪ってしまったのですよ。今ほしいものがあるとしたら、若さです。あの体力と機敏さがあったら、あれもこれもするのに、と思いますよ。」
好むと好まざるとにかかわらず、不条理にみながまきこまれる。そんな戦争の時代を生き抜いた、ひとりの青年のお話です。

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もくじ

第1章 コケとシダ
第2章 世界を見てみたかった少年
第3章 はだかのミノムシ
第4章 遠い戦争
第5章 大平原を走りまわる
第6章 土地風のくらし
第7章 記憶からぬけおちていた満州
第8章 この世にない時代
第9章 ヤシガニ完司のカメ生活
第10章 ヒキガエルとジャングルコーヒー
第11章 屍のある仏教画
第12章 日本は勝ったのかもしれない……
第13章 「この世にない時代」の終わり
あとがき
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著者紹介

越智典子

1959年東京生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。絵本や読みもの・科学絵本・翻訳など、多方面で活躍中。おもな作品に、『ここにも、こけが…』『ピリカ、おかあさんへの旅』「ラビントットと空の魚」シリーズ、『いのちのなぞ』(上下巻)、『てりふり山の染めものや』『ツーティのうんちはどこいった?』『おふとんのくにのこびとたち』など、おもな訳書に『サルってさいこう!』、『いろいろ いっぱい』、『アラビア数学奇譚』などがある。

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コルシカ

1983年、東京都中野区生まれ。2010年よりイラストレーター、漫画家として活動開始。日本デザイナー学院グラフィックデザイン科2部卒。美学校「絵と美と画と術」第7期生。

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完司さんの戦争
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