信田家の子どもたち、ユイ、タクミ、モエには、重大な秘密がある。それは、三人のママが、じつはキツネだということ。ママの親族のキツネたちがやっかいごとをもちこむので、一家はしょっちゅうトラブルにまきこまれている。
今回は、ユイが〝お菓子の家〟の夢を見たことからはじまる物語。ユイの夢に出てきたのは、森の中に建つとんがり屋根の一軒家。おとぎ話に出てくるようなかわいい家だ。その夢を見てから、ユイが体験するふしぎなできごと。一家にとってのトラブルメーカー、夜叉丸おじさんも夢の中に登場して、物語は思ってもみない展開に。
受賞歴:
私も「シノダ!」を首を長くして待っていた一人です。子どもの一緒に楽しく読んできましたが、子どもたちの成人し今一番楽しみにしているのは私です。こんな読者のために富安先生は「シノダ!」作品を書き続けていただきたいです。(50代)
このシノダ!シリーズは、私が小学生のときに出会いました。小学生のときの、私のわくわくをすごく掻き立ててくれた作品です。その頃は、既に、7巻程出版されており、面白すぎて、授業中も先生に隠れながら読んで、2日に1冊のペースで読破したのを憶えています。毎日シノダの本に夢中でした。何周も読んでた気がします。(笑)私はこの話を読みながら、その描写を頭に思い浮かべるのがとても好きで楽しかったです。小学校を卒業してからは、読めていなかったのですが、高校生の今、ふと続きが気になり、本を買いました。いつでも私の宝物の本です。(18才)