まんがや実例を通して、情報モラル・メディアリテラシーを考えるシリーズです。スマホやタブレットが身近になった今、子どもたちは情報技術に関して正しい理解と知識を持ち、そのうえで自分で考え判断する力・情報技術を活用する力を養うことが必要です。そのときに欠かせないのが情報モラルです。
この巻では、学校の授業でタブレットなどのICT機器を活用するために、5つのテーマについて知っておくべきことを解説します。
1 機器のあつかい方
2 クラスチャットでのトラブル
3 上手な写真の撮り方
4 伝わるプレゼンの方法
5 インターネットでの情報発信
また、特別編として、
・インターネットでのトラブルについて相談できる窓口一覧
・授業でつかえるICT用語辞典
を特集しています。
巻末では「情報学習の最前線」として、実際に行った小学校での授業のようすを紹介します。
<目次>
1時間目 タブレット、こわしちゃった!/タブレットやノートパソコンをこわさないために
2時間目 授業中のチャットでトラブル?/チャットを気持ちよくつかうために
3時間目 上手に写真を撮りたい!/伝えたいことがわかりやすい写真を撮るために
4時間目 そのプレゼン、伝わる?/伝わるプレゼンにするために
5時間目 インターネットで発信する?/積極的に発信するために
放課後特集1 つらい気持ち……相談したい/いじめにあってしまったら……/相談は、自分の心や命を守る第一歩
放課後特集2 授業でつかえるICT用語辞典
情報学習の最前線 キャッシュレス決済を体験しよう
考える・話しあうために 思考ツールをつかってみよう →シートはこちら
本の巻末で、「情報学習の最前線」として、小学校で実際に行った授業のようすを紹介しています。
実際の授業動画はこちら!
取材協力:
東京学芸大学附属小金井小学校 5年2組のみなさんと小池翔太先生
徳島文理大学 林向達先生
使用教材:
PaSoRich (SC2Scratch for PaSoRi) 開発:con3office
SONY PaSoRi(RC-S380)を使ってFelicaカードのIDmを読みとるためのScratch3.0拡張機能です。
(本実践は、「令和3年度東京学芸大学・みずほフィナンシャルグループ金融教育推進プロジェクト」によるものです。)