ヒミツの小屋を作り、メジロをつかまえた鎮守の森。豊かな自然に恵まれて子ども時代を過ごした著者が、自然とのふれあいを語る。
自然の昆虫や生き物に関心のある息子が、大きくなって読むのにどうかなと思い手に取ってみた。自然の少ない市街地で育った私には、著者の体験は大人になってもわくわくさせる。息子にちょっと読んで聞かせると、結局170ページ全て読まされる羽目に。モチノキからトリモチを作って鳥を捕まえたり、秘密の基地を作ったり、お話としてでなく、実体験として子供にはこの森の王国の世界を体験させてやりたい。(6歳・お父さまより)