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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

ぼくは川のように話す

ぼくは川のように話す

ぼくは川のように話す

定価(本体価格) 1,600円+税
偕成社在庫 あり
対象年齢 小学校低学年から
ジャンル 絵本 > 外国の絵本
サイズ(判型) 26cm×24cm
ページ数 42ページ
ISBN 978-4-03-425370-0
NDC 726
発売日 2021年7月

内容紹介

「朝、目をさますといつも、ぼくのまわりはことばの音だらけ。そして、ぼくには、うまくいえない音がある」
苦手な音をどもってしまうぼくは、クラスの朝の発表でもまったくしゃべることができなかった。放課後にむかえにきたお父さんは、そんなぼくを静かな川べりにつれていって、ある忘れられない言葉をかけてくれた。

吃音をもつカナダの詩人、ジョーダン・スコットの実体験をもとにした絵本。
デビュー以来、作品を発表するごとに数々の賞を受賞して注目を集めるシドニー・スミスが、少年の繊細な心の動きと、父親の言葉とともに彼を救ってくれた美しい川の光景を瑞々しいタッチで描いている。

受賞歴:

  • ボストングローブ・ホーンブック賞 絵本(2021)
  • 産経児童出版文化賞・翻訳作品賞(2022)
  • Bunkamuraドゥマゴ文学賞(2022)
  • 児童福祉文化賞推薦作品(2023)

関連書籍

はっと息をのむような美しい絵。心の奥に響く言葉。今の私のベストワンの絵本です。(60代)

新聞の記事で知り、読んでみたいと思い、すぐに取り寄せました。すばらしいお父様だなあと思いました。息子さんのことをよくわかってみえるのだなあと。思ったことや感じたことをうまく言葉にできないことは私もよくあります。うまく返せないことも。全てが個性なんですね。(50代)

そのまま原著で、英語で読んでみたいと思いました。父のひと言がすばらしい。そして絵もすばらしい。この本に救われる子どもたちもきっとたくさんいるでしょう。(15歳)

あくまでも吃音というものをジョーダン・スコットさん個人のものとして描いているのがとても良いなと思いました。吃音とひとくくりにされても、「同じ吃音はない」というベースに立って描かれたお話には、とてもやさしさが詰まっています。当事者でない人からすると、分かりにくい物事は、まとめて名称をつけて(今回の場合は「吃音」)把握した気になる方が楽なので、「「吃音」というのはこういうこと」という狭い理解で終わってしまうことがよくあります。「君と僕とはちがうけど僕はこうだったって話をするね」というようなおおらかな雰囲気につつまれたこのお話は、たくさんの人の心もやさしくつつんでくれると思います。シドニーさんの絵も相まってすばらしい絵本です。(30代)

書店で一度読んで、言葉の優しさ、リズム、美しい絵がとても印象に残りました。来春小学校へ入学する子どもはたまに言葉が出てこず、その瞬間の一生懸命に言葉を探している様子がたまらなく愛おしいです。この本のように川や光、風など自然の奏でる音のイメージを息子にも感じてもらいたくて購入しました。何度も一緒に読んで味わいたいと思います。(5歳・お母さまより)

絵本の読み聞かせのボランティアをしているので、図書館や書店に通ってすばらしい絵本とめぐり会うことを日々の楽しみの1つにしています。『ぼくは川のように話す』はまず絵の迫力に圧倒されました。川があわだち、波をうち、渦をまいてくだける様子。そして見開きページの川のきらめきとその中に立つ「ぼく」の姿。「ぼく」の心情が自分の心の中に流れこんできて、思わず涙があふれました。吃音ではなくても、自分にもうまくしゃべれないことがあります。言葉1つ1つの重みにうかつに声に出してはいけないと思い、口を閉ざすこともあります。自分に引き寄せて物語の世界に没入できました。作者のあとがきも胸にしみます。(60代)

図書館の新刊コーナーにあったので、何気なく手にとりました。一瞬でひきこまれて、心をわしづかみにされました。今大学生の息子の部屋にあふれるくらいの絵本を購入し、幼少期に読み聞かせしましたが、自分のために購入した絵本はこちらがはじめてです。お父さんは、「ぼく」を川に連れて行きました。果たして私は同じ状況で息子を川に連れていく母親であったろうか?!寄り添える子育てができただろうか?!これからもずっとずっと大切に読ませていただきます。(50代)

ネットでおすすめの絵本として挙げられていたのを何度か見ていたので、いつか読んでみたいと思っていました。想像以上に力のある素晴らしい絵本でびっくり…!最後は涙が出てきてしまいました。前半…主人公の男の子の切実な気持ち(どうにもできない自分への悲しいあきらめや重苦しい毎日の苦悩とか…)をしっかりと感じさせる文章と絵。そして後半以降…お父さんのひと言によって男の子の視点が入れ替わり、視界が開け、目の前の川と一体になる、ダイナミックでみずみずしくまぶしい文章と絵。私も男の子と一緒に川の流れと水しぶきを一身に受け、まるで鮮烈に生まれ変わって生き直すような感覚をおぼえました。素晴らしい絵本に出会えました。どうもありがとうございました。(50代)

うまく言えない音がある吃音者の気持ちが絵と文から、じんわりと伝わってきました。ふさぎこんでいる息子に寄り添う父の姿、波打ちくだけている川の流れに勇気づけられながら、静かに決意していくシーンは、とても印象的です。「ぼくは川のように話す」という意味を吃音者の理解につなげられるよう、この本と出会うたくさんの方と考えたいと思う一冊です。(50代)

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ぼくは川のように話す
ぼくは川のように話す