古今東西の名画を紹介し、作家の人間像と名画の深いからみあいをさぐります。「絵の見方、描く心」をやさしく説いた美術入門書。
昭和49年4月、日本に初めて「モナリザ」の絵が来た時、東京国立博物館に観に行きました。絵の前にいたのは数十秒でしたが、感動しました。この本を事前に見て読んでいれば、違った感激があったのではないかと思います。この本はうつくしい絵の解説ばかりでなく、作者の歴史までわかりやすく小学生でも理解出来るすてきな言葉がちりばめられている。早速今年小学一年生になる孫娘が持って行ってしまいました。小さい子供にみて読ませたい本です。ありがとうございました。(70代)
大人になり、絵画を好んで鑑賞するようになり、イリヤ・レーピンの絵や、ゴッホのひまわり、モナリザを見たとき、なぜか知っている懐かしい絵という気がして不思議に思いました。先日、図書館でこの本に再会し、なつかしさの正体がわかり感激しました。「うつくしい心」の意味が今の私にはよくわかり、息子にも伝えたいと思い購入しました。(4歳・お母さまより)
この本を読んでみて、絵にはそれぞれ意味があることを知りました。もともと絵は好きだったけど、この本を読んだら、ますます絵が好きになりました。ふつうの人ならあんな絵は描けないのに、ダ・ヴィンチやピカソなどは、きれいな絵が描けてすごいです。(8歳)
かこさとしさんの絵本のお店屋さんシリーズを購入して、この本を知りました。もっと早く購入すればよかったと思いました。わかりやすくて、とてもよかったです。(読者の方より)
私自身が小学校低学年の頃(1980年代)図工の教科書だったんです。感受性の高いこの時期に出会った名作、そしてこのわかりやすいルビをふった文章。何度も何度も本を開いて絵にすいこまれるように見た記憶がありました。娘が同じ年齢になり「ゴッホって誰?」と質問したのでハッと思い出し、この絵本をプレゼントしました。(9歳・お母さまより)